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2005 年度 実績報告書

ソーシヤルワークと東アジア・モデルの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17330131
研究機関同志社大学

研究代表者

黒木 保博  同志社大学, 社会学部, 教授 (20121593)

研究分担者 中嶋 和夫  岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (30265102)
尹 靖水  梅花女子大学, 現代人間学部, 教授 (20388599)
鬼崎 信好  福岡県立大学, 人間福祉学部, 教授 (90148958)
小尾 義則  梅花女子大学, 現代人間学部, 教授 (90259581)
空閑 浩人  同志社大学, 社会学部, 助教授 (90325431)
キーワードソーシャルワーク / 社会福祉学 / 多文化共生 / 国際比較 / モデル開発 / 国際情報交流 / 韓国 / 中国
研究概要

本研究は、平成17年度から、ソーシャルワークと国民文化との関係を焦点にした理論と実践を研究する目的で開始された。研究実施計画に基づき、共同研究会は平成17年5月、7月、10月、12月そして平成18年2月と5回開いた。また共同研究開始打ち合わせと調査準備のための日韓共同研究会を9月にソウル市で開催した。また同じ日韓共同研究会は10月に仙台市でも開催した。また以下に述べる2つの調査を日本、韓国にて実施した。国際セミナーを9月と2月に京都で開催した。初年度は研究分担者各自の研究を中心に行ったが、その実績を基にして、平成18年度からは3つのグループに分け、日本、韓国とともに中国を含めた調査研究を開始したい。
今年度に実施した調査研究では、まず日本と韓国にて東アジア地域用老親扶養意識測定尺度の開発をめざした調査を実施した。欧米諸国と異なる東アジア地域の高齢者扶養に関連した文化的背景(たとえば儒教の「孝道」が根幹)があるとされているが、初年度は東アジア型の社会福祉モデルの開発をねらいとした基礎データを収集しながら、老親扶養意識のソーシャルワーク過程(ニーズ・資源・ウエルビーイング)に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。調査地点が4地点(日本2、韓国2)、総計2,848人を集計対象とした。もう一つの実施調査は、韓国における中都市在住高齢者のソーシャルサポートに関する調査研究である。これは、高齢者の生活支援に対する主観的認識を比較分析してその類似点と相違点を把握し、高齢者の福祉に関する意識を実証的に明らかにすることによって、高齢者支援における東アジアモデルの構築を検討していく上で基礎データを得ることを目的にした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 日本のソーシャルワークにおける文化的基盤2005

    • 著者名/発表者名
      空閑浩人
    • 雑誌名

      評論・社会科学 77号

      ページ: 43-63

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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