研究課題/領域番号 |
17330165
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
奏 由美子 大阪大学, 大学教育実践センター, 助教授 (30263031)
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研究分担者 |
高杉 英一 大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (00135633)
山成 数明 大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (40116124)
岩居 弘樹 大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (20213267)
松河 秀哉 大阪大学, 大学教育実践センター, 助手 (50379111)
アール キンモンス 大正大学, 人間科学部, 教授 (70317642)
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キーワード | 高等教育 / 学生の質 / 国際比較 / 学士課程教育 |
研究概要 |
本年度は、下記の事柄を実施した。 1)研究分担者のアール・キンモンス教授は、英国の大学における学生の現状を調査するために渡英した。その際、オックスフォード大学、UCL、シェフィールド大学において面接調査を実施。本調査結果は、2006年度に公刊される予定。 2)2006年度1月26日及び27日には、現代の大学自治を担保する評価のあり方について国際的水準に照らして検討するための高等教育論研究国際セミナー「大学改革における自治と評価」を大阪大学・大学教育実践センターにおいて開催した。 3)本年度、第一に重要であった教員に対して初めて、(1)学生が実施した共通教育授業評価に対する教員側の意見の収集、及び、(2)教員が考える大学生が学士課程において見に付けるべき資質として期待される能力、また、(3)教員が学生に求める資質として重要であると考えながらも、実質的にはほとんど実現されていない能力、(4)教員が学生に求める資質を学生が見に付けるためには、教員はどのような授業を実践すればよいのか、という4項目についてWeb上でアンケートを実施中。 また、他大学においても同様の教員対象のアンケートを実施する予定である。 4)本アンケート結果は、2006年度に収集され、分析・解析された上でその結果は、報告書としてまとめられる予定である。 また、本アンケート結果をもとに、本年度はまず国内学生を対象に、学生に求める質に関するアンケート調査をWeb及び紙面で実施する。 5)研究分担者の岩居弘樹教授が、米国大学における学生の現状を調査するために渡米した。訪問先は、ニューヨーク州立大学及びニューヨーク大学である。本調査結果は、2006年度に公刊される予定である。
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