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2006 年度 実績報告書

大学における学生の質に関する国際比較研究 - 教育の質保証・向上の観点から

研究課題

研究課題/領域番号 17330165
研究機関大阪大学

研究代表者

秦 由美子  大阪大学, 大学教育実践センター, 助教授 (30263031)

研究分担者 高杉 英一  大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (00135633)
キンモンス アール  大正大学, 人間科学部, 教授 (70317642)
望月 太郎  大阪大学, 大学教育実践センター, 教授 (50239571)
坂東 隆男  大阪大学, 大学教育実践センター, 助教授 (30189732)
松河 秀哉  大阪大学, 大学教育実践センター, 助手 (50379111)
キーワード高等教育 / 学生の質 / 国際比較 / 学士課程教育
研究概要

1)「大学における学生の質」に関するアンケート(書面でのアンケート)を、全国10研究大学で実施。
実施大学名:北海道大学、東北大学、筑波大学、東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、広島大学、九州大学(北から順に南の大学を列挙)
2)回収アンケートの集計結果をこの3月末に中間報告書として提出予定である。
3)本科研と深く関連した教員を対象としたアンケート((1)〜(3))の結果も収集されたので、この内容も中間報告書に記載予定。
(1)教員が考える大学生が学士課程において身に着けるべき資質として期待される能力、(2)教員が学生に求める資質として重要であると考えながらも、実質的にはほとんど実現されていない能力、(3)教員が学生に求める資質を学生が身に着けるためには、教員はどのような授業を実践すればよいのか
4)「大学における学生の質」に関する英文アンケートのWeb化を実施。この3月19日には、早速シンガポール及びマレーシアの大学にてWeb英文アンケートを海外大学生に実施する。
5)大阪大学においては、本年度、協同研究者である望月太郎を中心に卒業生アンケートが実施され、結果が回収されたので、間に合えば、中間報告書に掲載予定である。
6)2007年度1月10日(水)には、本研究と関連して、大阪大学・コンベンション・センターにて国際セミナー「ヨーロッパの高等教育政策-大学世界ネットワーク」(主催:大阪大学・大学教育実践センター、共催:京都大学、関西学院大学、大阪大学、大阪大学留学生センター)が開催され、本セミナーには、Worldwide University Network会長のブリストル大学・副学長のエリック・トマス教授と東京首都大学の西澤潤一学長が講演を実施した。
7)本年度2月には本科研関係者と面談するために渡英。面談者は、ロンドン大学教育研究所のロナルド・バーネット(Ronald Barnett)教授、元教育雇用省のトニー・クラーク(Tony Clark)氏、オックスフォード教務関係者等である。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (7件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アクティブ・ラーニング導入の実践的課題2007

    • 著者名/発表者名
      溝上 慎一
    • 雑誌名

      名古屋高等教育研究 7(印刷中)

  • [雑誌論文] グローバリゼーションのなかのボローニャプロセス : ヨーロッパにおける高等教育の地域統合と知の世界市場化2007

    • 著者名/発表者名
      望月太郎
    • 雑誌名

      大学と教育(東海高等教育研究所) 45号(印刷中)

  • [雑誌論文] Challenges to University Autonomy and Evaluation2007

    • 著者名/発表者名
      Taro Mochizuki
    • 雑誌名

      大阪大学 大学教育実践センター紀要 3号(印刷中)

  • [雑誌論文] 大阪大学の基礎セミナーの特質2007

    • 著者名/発表者名
      山成数明, 秦由美子(共著)
    • 雑誌名

      大阪大学 大学教育実践センター紀要 第3号

      ページ: 1-5

  • [雑誌論文] 大阪大学の少人数教育2007

    • 著者名/発表者名
      秦由美子
    • 雑誌名

      特色GP東北大学シンポジウム報告書 (印刷中)

  • [雑誌論文] 学士課程教育のなかで初年次教育・キャリア教育をどう位置づけ、どう抜け出るか?2006

    • 著者名/発表者名
      溝上 慎一
    • 雑誌名

      大学教育学会誌 28(1)

      ページ: 62-64

  • [雑誌論文] カリキュラム概念の整理とカリキュラムを見る視点-アクティブ・ラーニングの検討に向けて-2006

    • 著者名/発表者名
      溝上 慎一
    • 雑誌名

      京都大学高等教育研究 12

      ページ: 153-162

  • [図書] 大学生調査2005年(JCSS2005)結果報告書-京都大学10学部と大阪大学・同志社大学との比較-2007

    • 著者名/発表者名
      京都大学高等教育研究開発推進センター
    • 総ページ数
      151
    • 出版者
      京都大学 高等教育研究開発推進センター

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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