研究課題/領域番号 |
17330182
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
堀江 未来 名古屋大学, 留学生センター, 助教授 (70377761)
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研究分担者 |
黒田 千晴 大阪大学, 工学研究科, 講師 (30432511)
舘 昭 桜美林大学, 国際学研究科, 教授 (50116282)
吉川 裕美子 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 助教授 (80282903)
米澤 彰純 独立行政法人大学評価・学位授与機構, 学位審査研究部, 助教授 (70251428)
太田 浩 一橋大学, 商学研究科, 講師 (70345461)
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キーワード | 高等教育 / 外国成績・資格評価 / 留学交流 / 留学生入試 / 国際教育交流 |
研究概要 |
1.国内調査 日本の高等教育機関における外国成績・資格評価の実態を明らかにするため、留学生受け入れ大規模校30校を対象に、質問紙調査及び訪問調査を行った。留学生入試に携わる教職員から得られたデータを分析した結果、日本では、留学生選抜において、外国成績評価のシステムは確立しておらず、個々の教職員の経験と知識によって書類が評価されていること、特に重視されているのは証明書の真偽検証であること、留学生選抜に教員が深く関与していることが明らかになった。 2.アメリカ及びヨーロッパ諸国における調査及び関係機関におけるトレーニング受講 NAFSA年次総会やEAIE年次総会に参加し、米国・欧州における外国成績・資格評価システムの基礎情報及び最新動向について情報を収集した。また、外国成績・資格評価を専門的に行う団体であるWES、AACRAO、NUFFlCを訪問し、これらの機関における評価手法、成績・資格評価の専門家育成のプロセス、ならびにオンラインデータベースの開発のプロセス、運用状況について調査した。 3.実務ワークショップ/研究シンポジウムの開催 2006年3月、米国・イギリス・オランダから外国成績・資格評価の専門家を招き、日本の大学の入試担当職員に対し外国成績・資格評価の理論的な枠組みについての講義を実施し、議論を深めた。2006年7月、アメリカとヨーロッパから外国成績評価の専門家を招聘し、日本の高等教育機関で留学生選抜業務に携わる教職員を対象とした、外国成績・資格評価の実務ワークショップを開催した。2006年11月、本研究で得られた知見をもとに、米国・オランダから高等教育専門家を招き、日本における外国成績・資格評価のシステム化の可能性について議論した。
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