研究課題
(1)発話音声でオブジェクトとキャラクタが引き込み反応する身体的プレゼンテーションシステムこれまでに、講演者が指示する文字や図、ロゴなどのプレゼンテーションスライド上のオブジェクトが、講演者の音声に基づいてうなずきなどの引き込み反応することで、講演者と聴講者の一体感や情報伝達効果を高めるプレゼンテーションシステムのコンセプトを提案し、そのプロトタイプを開発してきた。本年度は、さらに講演者が指示するスライド上のオブジェクトや配置キャラクタが、講演者の音声に基づいて話し手動作や聞き手動作などの引き込み反応動作をすると共に、講演者のボタン押下タイミングでうなずき動作をする実用的な身体的プレゼンテーションシステムを開発し、プレゼンテーション支援への有効性を示した。(2)入力情報を同期表示するタイピング駆動型身体引き込みキャラクタチャットシステムこれまでに、タイピングから生成するキャラクタの身体動作によってインタラクションを支援する、タイピング駆動型身体引き込みキャラクタチャットシステムInter Chatを開発し、その有効性を示してきた。本年度は、さらにInter Chatでメッセージと身体動作が時間的に切り離されて伝達されている点に着目し、全ての参加者間で入力情報を同期表示することで、入力情報を伴ったキャラクタのインタラクションを確認することができる新たなキャラクタチャットシステムを開発して、その有効性を示した。これらの成果は、12月開催ACE 2008 (International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology)キーノートスピーチ等で紹介した。
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