研究課題
基盤研究(B)
本研究では、曲げせん断加力を受ける鉄筋コンクリート造柱が支える軸力を保持したままどこまで変形できるか(軸力負担能力喪失時の水平変形と軸変形)の評価式を作成することである。そのために、まず、せん断破壊する鉄筋コンクリート造柱の静加力実験を行い、軸力負担能力喪失時の水平変形と軸変形の評価式を提案した。このとき、それらの評価式が柱の単純軸圧縮挙動より推定できることを示した。具体的には、柱の軸圧縮挙動の内、最大強度以降の負勾配領域に入り、粘性抵抗を失い、破壊面の滑り抵抗のみで軸力に抵抗しはじめるときの軸力(すべり摩擦開始時軸力)が最も有効な評価因子であることを示した。次に、この評価式を曲げ降伏する柱にも応用する手法を示した。具体的には、一般的に評価される曲げ変形能に前述のせん断破壊試験体の軸力負担能力喪失変形を加えることにより評価する方法を提案した。
すべて 2008 2007 2006 2005 その他
すべて 雑誌論文 (23件) (うち査読あり 8件) 備考 (1件)
the 14-th World Conference on Earthquake Engineering CD-ROM
日本建築学会大会学術講演梗概集(中国)
ページ: 515-520
ページ: 513-514
第30回コンクリート工学年次論文報告集 30-2
ページ: 1297-1302
第30 回コンクリート工学年次論文報告集 30-2
ページ: 163-168
Architectural Institute of Japan No.619
日本建築学会構造系論文集 第619号
ページ: 127-132
Journal of Structural and Construction Engineering Architectural Institute of Japan No.616
日本建築学会構造系論文集 第616 号
ページ: 173-178
日本建築学会大会学術講演梗概集C-2構造IV
ページ: 321-324
ページ: 305-308
第29回コンクリート工学年次論文報告集 29-2
ページ: 103-108
ページ: 79-84
Journal of Structural and Construction Engineering, Architectural Institute of Japan No.610
ページ: 153-159
日本建築学会構造系論文集 第610 号
Geneva, Switzerland Paper Number : 347
ページ: 3-8
日本建築学会大会学術講演梗概集C-2 構造IV
ページ: 397-398
日本建築学会北陸支部研究報告集
ページ: 53-56
ページ: 49-52
ページ: 141-142
ページ: 139-140
ページ: 127-130
第27回コンクリート工学年次論文報告集 27-2
ページ: 217-222
http://zaikou.eng.niigata-u.ac.jp/index.html