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2008 年度 実績報告書

ホリスティックアプローチによる分譲集合住宅団地の減築・再生技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17360292
研究機関千葉大学

研究代表者

小林 秀樹  千葉大学, 大学院・工学研究科, 教授 (20344963)

キーワード分譲団地 / 建替え / 減築 / 合意形成 / 郊外 / SI(スケルトン・インフィル) / 人口減少 / アクション・リサーチ
研究概要

本年度は研究最終年度にあたり、これまで行った調査データおよび研究結果の取りまとめ及び総合的な再生に向けた提案の作成を行った。
(1)調査データおよび研究結果の取りまとめ本研究では、分譲団地の再生に向けた既存の再生手法の課題整理及び新たな提案・再生手法の開発、アクションリサーチによる調査等を行った。それらにつき、以下のような枠組みにより取りまとめを行った。(1)建物の再生手法として「修繕」「改修」「建替え」に分類し課題整理及び「棟別再生」に向けたスキームの検討(2)建物の再生の手法として作成した「エレベーター増設」「棟別再生」「ころがし型建替え」「減戸数型建替え」等のケーススタディ評価(3)フィードバック型調査結果の分析及び手法の評価(4)分譲団地における「経営管理」の必要性及び可能性(既存の住宅管理への取組の事例を援用)
(2)総合的な再生に向けた提案の作成本研究での一般住民を対象とした前年度までのアクションリサーチ調査の結果、提案を行った各団地再生手法について高い評価を得ることができた。反面、「取り残されることへの不安」が一部に存在することが確認できた。そのうえで同課題への対応及び団地及び周辺居住地を含めた再生提案として「福祉型共用施設」の提案の作成及び評価、法的・理論的な課題整理を行った。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2009 2008 その他

すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 200年マンションの建築計画と所有形態2009

    • 著者名/発表者名
      小林秀樹
    • 雑誌名

      マンション学 32

      ページ: 21-27

  • [雑誌論文] コミュニティがマンションライフを豊にする2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木雅之, 他
    • 雑誌名

      マンション暮らしのフォーシーズン 24

      ページ: 6-7

  • [雑誌論文] やってみてわかった団地再生2009

    • 著者名/発表者名
      鈴木雅之, 他
    • 雑誌名

      C E L 88

      ページ: 38-41

  • [雑誌論文] 韓国のマンション事情-建替えとリモデリング制度の変遷と最新事例調査-2008

    • 著者名/発表者名
      丁志映
    • 雑誌名

      マンション学 31

      ページ: 42-47

  • [雑誌論文] 共同住宅の長寿命化と不動産関連制度の改革2008

    • 著者名/発表者名
      小林秀樹
    • 雑誌名

      都市住宅学 64

      ページ: 17-20

  • [雑誌論文] 韓国の民間分譲集合住宅におけるリモデリングと建替え事情2008

    • 著者名/発表者名
      丁志映
    • 雑誌名

      Evaluation 32

      ページ: 70-71

  • [学会発表] 大学研究室による団地再生の支援 -多世代居住が可能な団地を目指す「棟別再生」「福祉型共用施設」の提案-2008

    • 著者名/発表者名
      戸村達彦
    • 学会等名
      もうひとつの住まい方推進協議会
    • 発表場所
      千葉大学
    • 年月日
      2008-11-23
  • [学会発表] 郊外分譲団地の再生に向けた意向把握に関するアンケート調査2008

    • 著者名/発表者名
      戸村達彦・小林秀樹
    • 学会等名
      日本建築学会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2008-09-18
  • [備考]

    • URL

      http://kobayashi-lab.chiba-u.jp/index.html

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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