研究課題/領域番号 |
17360306
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
石田 潤一郎 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (80151372)
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研究分担者 |
竹内 次男 京都工芸繊維大学, 美術工芸資料, 教授 (30069827)
中川 理 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (60212081)
松隈 洋 京都工芸繊維大学, 美術工芸資料館, 教授 (80324721)
笠原 一人 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 助教 (80303931)
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連携研究者 |
角田 暁治 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (60379063)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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キーワード | 近代建築 / 村野藤吾 / 図面 / 京都工芸繊維大学 / 美術工芸資料館 |
研究概要 |
本研究は、京都工芸繊維大学が所蔵する村野藤吾の図面資料を用いながら、村野の建築作品の設計背景や設計経緯、形態の由来、意匠の特徴などを考察し、総合的に村野の建築作品の研究を試みるものである。年度ごとに、「村野藤吾の公共建築」、「文化遺産としての村野藤吾作品」、「晩年の村野藤吾」、「村野藤吾のアンビルト作品」というテーマを設け、テーマに即した建築作品を選び、調査および考察を行った。 結果として、図面資料の整理を進めながら、村野の建築作品の豊饒さを検証できた。公共建築に見られる村野ならではの設計手法、文化遺産として評価される村野作品に見られる造形的豊かさ、晩年の村野作品の自由さと手作り的側面、戦争など時勢により断念された知られざるアンビルト作品などについて、図面資料ならではの新たな知見も多数得られた。
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