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2006 年度 実績報告書

網羅的プロテオーム及びトランスクリプトーム解析による成長と早死に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17380120
研究機関日本大学

研究代表者

森 司  日本大学, 生物資源科学部, 助教授 (60241379)

研究分担者 平野 久  横浜市立大学, 木原生物学研究所, 教授 (00275075)
キーワードGH遺伝子組み換えアマゴ / cDNAマイクロアレー / サブトラクション / 脳下垂体 / 肝臓
研究概要

プロテオーム関連の研究(平野、森担当)
1.DIGEによる解析。成長段階(幼魚、中型、成熟直前)に応じて遺伝子組み換え体とそのコントロールより腸、肝臓、脳下垂体を取り出し、液体窒素に入れて固定する。固定後、組織を破砕し、蛋白質を分離し一定量の蛋白質に対し蛍光色素を結合させDIGEを行う。
2.蛋白質の同定。DIGEの結果、微量に変化した蛋白スポットをゲルより切り抜き、ESI-QTOFMSMSなどにかけて蛋白質の質量分析データーよりその蛋白の同定を行う予定である。
その結果、腸に関しては新規なタンパクが多く同定には至らなかった。肝臓に関しては明確な違いが得られ現在、論文作成中である。
トランスクリプトーム関連の研究(森担当)
昨年度までにサブトラクションとアレー解析により脳下垂体、肝臓、腸などでどのような遺伝子の発現が見られるのかが明らかになってきた。しかし、Cy3とCy5のスワップを行った時にCyの蛍光強度の差によりデーターの一部に矛盾が生じたため今年度は再度データーの解析を行うことを目的とした。その結果、肝臓では良好な結果を得ることが出来たため、General Comparative Endocrinology,151,42-54(2007).に論文を投稿した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Changes in hepatic gene expression related to innate immunity, growth and iron metabolism in GH-transgenic amago salmon (Oncorhynchus masou) by cDNA subtraction and microarray analysis, and serum lysozyme activity2007

    • 著者名/発表者名
      Tsukasa Mori, Ikuei Hiraka, Youichi Kurata, Hiroko Kawachi, Nobuhiro Mano, Robert H. Devlin, Hiroyuki Nagoya, Kazuo Araki
    • 雑誌名

      General Comparative Endocrinology 151

      ページ: 42-54

URL: 

公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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