| 研究課題/領域番号 |
17380135
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| 研究機関 | 島根大学 |
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研究代表者 |
谷口 憲治 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (80124329)
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| 研究分担者 |
内田 和義 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (50243423)
伊藤 勝久 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (80159863)
伊藤 康宏 島根大学, 生物資源科学部, 教授 (40201933)
大森 けんいち 近畿大学, 経済学部, 教授 (50223962)
石田 章 島根大学, 生物資源科学部, 准教授 (50346376)
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| キーワード | 農業経済学 / 経済事情 / 経済政策 / 経済理論 / 社会学 |
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| 研究概要 |
研究目的で指摘した中山間地域研究における地域特性の明確化について物的人的地域資源の賦存状況とともにそれらの諸関係について経営学、社会学、歴史学的研究方法により定性的に示すとともに計量経済学的研究方法により定量的明らかにした。特に、中山間地域の持続的発展システム構築という研究課題に応えるものとして農業経営において個別資産の効率的利用とともに経営体の組織化による高収入低コスト化による収益性の向上、さらに農業と非農業部門との連携、それを実現する地域社会基盤の特性についてソーシャル・キャピタル分析により示した。この持続的システムについては、地域内付加価値増加を志向する農村経営概念による定性的考察、および立地係数法による基盤産業活動量の推計、産業連関分析による地域資源結合力向上の有効性といった定量的考察に基づいたものを提示し、従来の地域経済学において不十分であった経済学・経営学的理論的把握と実証研究を行った。このような研究成果により、中山間地域の持続的発展は、物的人的地域資源の量的質的把握とともにそうした地域資源を活かした農業と非農業部門産業の効率的経営と相互連携、それを可能とするソーシャル・キャピタルに基づいた地域再生システムについて理論的実証的研究に裏付けたものを提示した。
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