研究課題
基盤研究(B)
本研究プロジェクトでは人体商品化現象について学際的・総合的に考察してきた。その結果、次のような結論に到達した。「人体商品化は人間の尊厳を間接的にではあれ侵害するものであるから倫理的に問題がある。しかし、その一方で、人体商品化はきわめて有用である。したがって、利益衡量が許されるなら、人体商品化は「倫理的に正しい」とまではいえないが、「倫理的に容認される」範囲に入るといってよい(倫理評価4段階説)。そうだとすれば、人体商品化は立法によって禁止されるべきであるとまではいえない。」
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『ポストゲノム社会と医事法(講座医事法第1巻)』(信山社) (2009年7月出版予定)
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Biomedical Law & Ethics Vol.3, No.1
ページ: 69-80
成人病と生活習慣病 第37巻第12号
ページ: 1333-1337
法律時報 第79巻第10号
ページ: 71-75