研究課題
基盤研究(B)
我々が国際共同開発した職業・環境性呼吸器病のためのHRCT分類(ICOERD)を疫学ツールとして用いて、福井県を中心に石綿曝露者である建設作業者3000人の集団を対象にコホートを立トげ、胸部単純X線検査、希望者に対する低線量MDCTによる胸部CT肺癌検診、血清・血漿を採取しての腫瘍マーカー検索を行った。この4年間に6例の肺がん患者と1例の中皮腫患者を発見するに至った。胸部単純では、胸膜プラークは7-10%、不整形陰影は1%未満であった。胸部X線とCTを比較するとCTは約二倍の有所見率であった。腫瘍マーカーの石綿曝露者の健診における有効性は現在検討中である。
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