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2005 年度 実績報告書

小児生活習慣病、特に小児肥満と小児動脈硬化病変との関連に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 17390187
研究機関香川大学

研究代表者

万波 俊文  香川大学, 医学部, 助教授 (90398032)

研究分担者 實成 文彦  香川大学, 医学部, 教授 (60127561)
須那 滋  香川大学, 医学部, 助手 (40253265)
鈴江 毅  香川大学, 医学部, 助手 (70398030)
キーワード生活習慣病 / 小児肥満 / 頚部動脈硬化 / 疫学 / 症例対照研究
研究概要

本研究の最終的な目標は、症例対照研究を基にした複数の施設(現段階は2施設)による共同研究であった。そのため研究の質の確保という面から、初年度は頚部超音波検査および血液検査の標準化ということに重点をおくことを計画し、特に血液検査に関しては、リスクファクターである脂質、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロールなどの測定値を標準化することが最重点項目であった。まず総コレステロールについてはその正確性と再現性の確保のために、米国厚生省疾病管理・予防センターCDC (Center for Disease Control and Prevention) /CRMLN (Cholesterol Reference Method Laboratory Network)による国際脂質標準化プログラムに基づき標準化を実施した。そしてHDLコレステロールとLDLコレステロールに関しては、大阪府立健康科学センター独自の標準化プログラムに基づいて標準化を実施し、今回共同研究に参加した施設はすべてこれらの標準化作業をパスした。更にhs-CRPに関しても標準化の作業を実施しているところである。
頚部超音波検査に関しても、計測方法・計測指標等につき統一したプロトコールを作成し、関係者を集めて会議等を開き検査項目等について周知を行う段階までは実施したが、標準測定用Video tape (30症例分)を香川大学医学部にて作成し、2002年に発表された頚動脈硬化病変評価のガイドラインに記載されている必須測定項目である、総頚動脈におけるfar wallにおけるMAX IMTを2つの共同研究施設の頚部超音波検査担当者に計測してもらい、それを再度香川大学医学部に返送してもらい検討するという作業等はまだ途中の段階である。
症例数に関してはまだ50例足らずにとどまっており、来年度以降増やしていく予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Impact of metabolic syndrome on brachial-ankle pressure pulse wave velocity in Japanese2006

    • 著者名/発表者名
      Tsubakimoto A, Mannami T, et al.
    • 雑誌名

      Hypertension Research 29

      ページ: 29-37

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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