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2007 年度 実績報告書

多臓器不全発生に関与する脂質メディエーターと脳障害発症メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 17390480
研究機関京都大学

研究代表者

小池 薫  京都大学, 医学研究科, 教授 (10267164)

研究分担者 篠澤 洋太郎  東北大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30129465)
田熊 清継  東北大学, 大学院・医学研究科, 講師 (30216824)
遠藤 智之  東北大学, 病院, 助教 (00400317)
相星 淳一  東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 講師 (50256913)
平川 慶子  日本医科大学, 医学部, 助教 (30165162)
キーワード多臓器不全 / 脂質メディエーター / 腸管 / 脳 / 虚血 / リンパ液 / メタボノミクス / 核磁気共鳴分光法
研究概要

「小腸虚血再潅流が脳代謝に及ぼす影響」について、平成19年度は、平成18年度までに収集したラット摘出脳組織の水溶性代謝物に関する1H-NMRスペクトルデータについて、メタボロミクスの手法による解析をさらに推し進めると共に、得られた知見について多角的な考察を行う目的で、以下の研究を行った。
(1)出血性ショック時に腸管内であらたに産生された代謝物が血液やリンパ液に移行し、遠隔臓器障害を引き起こす可能性を調べるために、出血性ショック前後のラット腸管組織や血漿・リンパ液を採取し、lH-NMRスペクトルを用いたメタボロミクスによる解析を行った。この結果、出血性ショックの処置前後では腸管の代謝像は明らかに異なり、血漿・リンパ液の成分も時系列的に変化する様子を捉えることができた。(2)小腸虚血再潅流や出血性ショックに続発する遠隔臓器障害として、我々の過去の研究で明らかになっている肺障害に関連し、出血性ショック前後のラット摘出肺組織の水溶性代謝物について1H-NMRスペクトルを用いたメタボロミクスによる解析を行ったところ、肺組織の代謝像が明らかに変化する様子を捉えることができた。(3)脳組織内のエネルギー代謝やリン脂質成分の変化は摘出臓器の抽出物分析では精度の高い成績を得ることが困難であったため、あらたに小動物実験用MRI装置を用いたin vivo MRS測定によるリアルタイムでの代謝追跡の可否を検討する目的で、あらたに31P MRS測定用のサーフェイスコイルを作成した。本研究機関中には本格的な動物実験によるデータ収集には至らなかったが、ATPやクレアチン燐酸といったエネルギー代謝関連化合物やリン脂質の生合成前駆物質や分解産物などの高精度のin vivo測定をめざして、ファントムを用いた実験を行うことによって測定条件の設定など基礎的な検討を行うことができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 1H-NMR metabolomics study of post-hemorrhagic shock mesenteric lymph2008

    • 著者名/発表者名
      Sano T, Masuno T, Hirakawa K, koike K
    • 学会等名
      Society of Critical Care Medicine
    • 発表場所
      Hawaii
    • 年月日
      20080202-06

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2012-09-28  

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