研究課題/領域番号 |
17390572
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研究機関 | 聖路加看護大学 |
研究代表者 |
田代 順子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (30134175)
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研究分担者 |
菱沼 典子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (40103585)
松谷 美和子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (60103587)
及川 郁子 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (90185174)
麻原 きよみ 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (80240795)
平林 優子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (50228813)
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キーワード | サービスラーニング / 看護大学生 / ヘルス・ボランティア / 看護学 / カリキュラム / 社会参加型 / e-ラーニング |
研究概要 |
本年度、計画した2つの目標に沿った研究活動を行なった。 1.ボランティアについての学習サイト(一般サイト)とボランティア学生のためのe-ラーニングサイトを、『ヘルスボランティア・コミュニティ・e-センター』と命名し、研究分担者、ソフト開発会社とボランティア学生をメンバーとするミーティングを重ね開発し、平成19年1月にサイトをオープンした。 1)一般公開のボランティア学習サイトに計9コンテンツ:(1)ウエブサイトの紹介、(2)ボランティアとは、(3)ボランティアの基本姿勢、(4)コミュニケーションについて、(5)ヘルス・ボランティアの1日、(6)みんなの活動の安全を守るために、(7)ボランティアギャラリー、(8)ボランティア情報リンク、(9)スペシャルインタビュー、を作成した。 2)ボランティア「学生サイト」は登録制とし、活動を通しての学生の学習支援と、活動自体を支援する目標で、5コンテンツ:(1)ニュース、(2)フォーラム、(3)リフレクション、(4)e-ラーニング、(5)ボランティアリンク、を作成した。 2.ボランティア受け入れ先の協働・連携に関するニーズ調査を、学生ボランティアを受け入れている国内、海外機関(学部学生はタイ、大学院生はパキスタン)の受け入れ担当者から学生受け入れ連携のニーズ調査を行なった。 国内の受け入れ先は、ボランティアの仕事は専門性を必要としない業務であるが、存在が重要であるので、無断の休みがないように、学生ボランティアのリーダーとの連絡やコミュニケーションの手段が重要であることが語られた。 海外の受け入れ機関の担当者は、日本のボランティア学生の興味と学習能力に合わせて受け入れたいとのことであった。教員に対して、事前の学生のオリエンテーション、現地での健康管理を要望した。学生は、事前のオリエンテーションが有用で、重要であると述べられた。 来年度、本ウエブサイトの活用度と活用している学生、管理している側の評価を行なってゆく。
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