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2005 年度 実績報告書

乳児を抱える母親への健康生活プログラムとその効果-地域でのランダム化対照試験-

研究課題

研究課題/領域番号 17390577
研究機関東京大学

研究代表者

春名 めぐみ  東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (00332601)

研究分担者 村山 陵子  東京大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (10279854)
渡辺 悦子  東京大学, 大学院医学系研究科, 助手 (90376418)
福岡 秀興  東京大学, 大学院医学系研究科, 助教授 (80111540)
村嶋 幸代  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60123204)
キーワード母親 / 健康 / 運動 / 産後うつ / プログラム / フォーカスグループインタビュー
研究概要

出産後女性のため個別的な健康生活教育プログラム開発のための予備調査を実施した。
研究I:妊娠期および産後の体重および体組成の変化
<目的>産後は体重や体型の変化とともに、内分泌系の変化も生じ、次のライフステージでの生活に影響する健康問題も指摘されている。そこで妊娠および産後1か月の女性の体重・体組成の変化と日常生活習慣(運動・栄養・生活習慣)との関連を検討した。
<方法>妊婦75名を対象とした妊娠初期,中期,末期,産後1か月の計4回追跡調査を行った。身体組成測定は,生体インピーダンス法にて母体の脂肪量,筋肉・水分量の全身および部位別(腕、下肢、体幹)を測定した.糖・脂質代謝も測定した。身体組成測定、簡易型自記式食事歴法質問票、調査票と診療記録からも情報を得た.54名(72%)を分析対象とした。
<結果>妊娠中の脂肪は、全身に蓄積がみられたが、産後1か月の減少度が下肢と体幹では異なることから、妊娠中に増加した脂肪量は、産後に下肢が消費されやすく、体幹は蓄積しやすいことが示された。
研究II:ニーズ把握のためのフォーカスグループインタビュー
<目的>対象者のニーズ、実施可能性、プログラムの方向性、関与する人の意識などについて、具体的な情報を得ることを目的とした。
<方法>
1.各グループ約6〜10名ずつリクルートした。
(1)妊娠後期の妊婦、(2)産褥1〜3か月の褥婦、(3)産婦人科医師、(4)助産師
2.各グループ約2時間のグループインタビューをインタビューガイドに沿って実施した。
3.インタビュー内容より、逐語録を作成し、口述内容を質問項目ごとに分析した。
<結果>
(1)A病院の母親学級参加者7名、(2)A病院で出産した母親6名、
(3)産A病院産婦人科医局内の医師8名、(4)A病院の産科内の助産師10名
より参加の同意を得た。グループインタビュー内容については、現在分析中である。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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