研究概要 |
1)性暴力被害支援者看護職養成研修内容の評価・検討: ・2005年度研修担当者、受講者よりアンケートを用いてフィードバックを行った。 ・文献からおよび教育学者からのヒアリングを行い研修プログラム評価方法について知見を得、研修内容を再構築した。評価方法として、技術・知識は形成的評価として、反省的技能は、ポートフォリオを用いる内容で次年度研究を開始するにあたって、茨城県医療大学倫理委員会に現在研究計画を申請中である。 2)海外の研修プログラム内容,方法,教材の検討: ・米国の性暴力被害者支援看護師の来日に合わせて面接調査を行い、個人ヒストリーと併せて具体的な業務内容ついて知見を得た。 ・米国、サンフランシスコ市のmedical treatment center、rape crisis centerでの性暴力被害者支援看護職養成講座の視察および教材を入手し,教育内容,方法および教材について検討する。またニューヨーク市立大学社会学研究者から、研究計画の助言を得る。(2006年3月17-26日)。 3)性暴力被害支援者看護職養成研修のための教材ビデオ、 具体的な支援場面を想定した、VTR教材作成のためのシナリオ,撮影を実施した。タイトルは、「性被害暴力にあった人への急性期看護ケア」で、3月末に完成予定である。教材評価研究も合わせて、次年度に向けて研究計画案を作成している。
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