研究課題/領域番号 |
17401025
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
常木 晃 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 教授 (70192648)
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研究分担者 |
三宅 裕 筑波大学, 大学院・人文社会科学研究科, 准教授 (60261749)
中村 徹 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 教授 (60015881)
久田 健一郎 筑波大学, 大学院・生命環境科学研究科, 准教授 (50156585)
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研究期間 (年度) |
2005 – 2008
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キーワード | 都市化 / 西アジア / 新石器時代 / 集落の発達 / 職業専業化 / 長距離交易 / 高度な工芸品 / 原都市 |
研究概要 |
シリア北西部のエル・ルージュ盆地に所在する巨大な新石器時代集落であるテル・エル・ケルク遺跡の発掘調査を実施し、その研究成果から、紀元前8600年~5800年にかけての集落の形成、変遷、衰退過程を明らかにした。特に紀元前6500年ごろの集落の様相の解明に力を注ぎ、社会の複雑化が相当進行していたことや、社会の運営に儀礼活動が重要な役割を果たしていたことなどが判明した。また、居住域に隣接して墓地が発見され、当時の社会の葬送習慣や他界観などについての多くの情報をもたらした。
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