研究概要 |
大渕は昨年4月には,米国ニューヨークで開催されたフォーダム国際知的財産法シンポジウムに招待され,特許法と著作権法についてそれぞれ講演した。また大渕は国内においては,『商標,意匠,不正競争判例百選』(有斐閣)を編集(共同)し,「不使用取消審決取消訴訟における使用の事実の立証等」を執筆した。更に大渕は,海外においてはFestschrift Joseph Straus/Commemorative Lasting Paten Law Publication in Honor of Joseph Straus (近々,刊行予定)に掲載される"Two Major Long-LastingPatenLaw Issues in Japan"を脱稿した。同論文は本研究の特許法における,特許無効をめぐる主要論点についての研究の成果の要点を,英語にて発表するものである。 研究分担者の平嶋は,本研究の一環として,論文「ソフトウエア関連発明における自然法則利用性の評価について-回路シミュレーション方法事件判決を端緒とした検討」を発表し,また著書としては,『ライセンス契約-ビジネス法務大系1-Section10 GPL(General Public License)』を公刊した。研究分担者の井上は,本研究の一環として,論文「普通名称性の立証とアンケート調査-アメリカでの議論を素材に-」を発表した。
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