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2005 年度 実績報告書

オーラル・ヒストリーの手法を用いた第二次大戦と脱植民地化過程の再検討

研究課題

研究課題/領域番号 17402017
研究機関早稲田大学

研究代表者

平野 健一郎  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (40012463)

研究分担者 浅野 豊美  中京大学, 教養部, 教授 (60308244)
中尾 知代  岡山大学, 文学部, 助教授 (40207717)
根本 敬  東京外国語大学, アジアアフリカ研究所, 教授 (90228289)
中野 聡  一橋大学, 社会学研究科, 教授 (00227852)
キーワードオーラル・ヒストリーの手法 / 第二次世界大戦 / 戦争の記憶 / 植民地兵士
研究概要

研究分担者の浅野豊美は、第二次世界大戦中のビルマ戦線に従軍した元日本兵生存者の諸活動を参加観察し、聴取を積極的に行い、中間報告として、「北ビルマ・雲南作戦と日中戦争」(『日中戦争の国際共同研究 2日中戦争の軍事的展開』〔波多野澄雄・戸部良一編〕慶應義塾大学出版会、2006年4月)を発表した。中尾知代は、英国の旧兵士による戦争記憶活動の聴取と、第二次世界大戦に参戦したケニア人兵士生存者からの聴取を行った。根本敬は、ビルマの現地に赴き、戦争経験者に関する資料を蒐集、「国家の再翻訳にともなう普遍の意味-アウンサンスーチーの思想に見るナショナリズムと普遍」(真島一郎編『だれが世界を翻訳するのか-アジア・アフリカの未来から』、人文書院、2005年10月)などを発表した。研究代表者の平野健一郎は、オーラル・ヒストリーの実践手法を学び、また、分析の枠組みに関して「国際移動時代のナショナリズムと文化」(日本国際文化学会『インターカルチュラル』第4号、2006年3月)などを発表した。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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