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2008 年度 実績報告書

北京市における歴史伝統保存型の商業街区開発にみる2類型

研究課題

研究課題/領域番号 17402028
研究機関大阪学院大学

研究代表者

田中 道雄  大阪学院大学, 経営学部, 教授 (10248263)

キーワードアモイ / 什刹海 / 大柵欄 / 騎楼 / 来街者調査 / 歴史的経緯 / 清華大学 / 前門商店街
研究概要

本年は、研究期間の最終年度にあたるため、これまでの現地調査に続いて、洩れなく調査を行うとともに、報告書についての内容について精力的に討議を行った。
まず、中国の現地調査においては、3ケ所目の事例調査として、アモイを訪問し、その商業開発の動向を詳しく調べた。アモイは立地的な制約から、中国には珍しい入り組んだ街並みとなっており、とりわけ「騎楼」といわれる、いわばゲタばきマンションのような形態により、特殊な街区を形成している。
また現地調査においては、本年も北京の清華大学の全面的な協力を得て、新装なった大柵欄商店街で来街者調査を実施した。大柵欄商店街は、北京オリンピックをめざして工事がすすめられていたが、結局、隣接する前門商店街とともに、工期が大きくズレ込み間に合わなかった。ただ、大柵欄商店街は以前とは完全に様相を異にし、商業地として回復を果たしたようである。
本年は、研究の最終期間として、現在、報告書作成に努力している。とくに、什刹海地区と大柵欄地区の2つを取り上げ、その地域の歴史的経緯ならびに現在の動向について、来街者調査結果の分析とともに、その問題の所在を明らかにすることを目指している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 什刹海地域の立地と歴史的変遷2008

    • 著者名/発表者名
      田中道雄
    • 雑誌名

      関西実践経営 35号

      ページ: 1-11

  • [雑誌論文] 烟袋斜街商業街の動向-什刹海地域における商業ゾーン2008

    • 著者名/発表者名
      田中道雄
    • 雑誌名

      関西実践経営 36号

      ページ: 17-27

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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