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2005 年度 実績報告書

同期的コミュニケーション手法による日本語教育支援システムの構築と検証

研究課題

研究課題/領域番号 17402041
研究機関立命館アジア太平洋大学

研究代表者

宇根谷 孝子  立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 教授 (00259376)

研究分担者 梅田 砂子  立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋マネジメント学部, 常勤講師 (20331134)
佐々木 嘉則  御茶ノ水女子大学, 人間文化研究科, 助教授 (00334558)
HARY Gunarto  立命館アジア太平洋大学, アジア太平洋学部, 教授 (80331106)
キーワード日本語予備教育 / e-Learning / 同期的コミュニケーション / ビデオオンディマンド教材
研究概要

本研究の目的は、日本語予備教育教材「サバイバル日本語」を遠隔地の学習者に公開し、それをより効率的に学習させるために、同期的コミュニケーション手法による日本語学習支援環境を構築することを目指す。
1)平成17年度の目標・・・本年度の目標は、ネット授業を実施するために、基盤である主要設備・動作環境を確認し、試験的運用をすることである。さらに、アジア地域の高等教育機関における日本語予備教育へのニーズを調査し、ネット授業のパートナーとして本プロジェクトへの参加を要請することである。
2)成果
(1)主要設備・動作環境の確認・・・2005年8月アメリカ、ウィスコンシン大学を訪問し、主要設備・動作環境の確認を行った。
(2)試験的運用・・・同年11月、テレビ会議システム(Polycom社製)を利用した言語交流を立命館アジア太平洋大学とウィスコンシン大学間で実施し、結果、日米両国間の時差(19時間)のため、教育に利用できる時間帯が制限されるが、教材「サバイバル日本語」へのアクセス、テレビ会議システムを用いた同期的コミュニケーションは問題なくできることを確認した。
(3)ネットワークの構築・・・2005年11月には高麗大学及び済州大学(韓国)、2006年2月には、香港理工大学(香港)、マラヤ大学(マレーシア)、ガジャマダ大学(インドネシア)等の各大学を訪問し、日本語予備教育へのニーズを調査した。その結果、香港理工大学及びマラヤ大学が主要設備やニーズの面から相手機関として望ましいと判断し、パートナー大学として実験授業への参加を要請(交渉中も含む)し、予備教育授業の実施に向けて準備を進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 留学生のための日本語教育e-Learningの活用2005

    • 著者名/発表者名
      宇根谷孝子
    • 雑誌名

      教育システム情報学会主催シンポジウム講演論文集

      ページ: 29-33

  • [雑誌論文] ビデオオンデマンド型日本語予備教育教材の開発と遠隔での使用2005

    • 著者名/発表者名
      宇根谷, 梅田, 佐々木, 福多
    • 雑誌名

      日本教育工学会第21回大会全国大会講演論文集

      ページ: 229-230

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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