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2005 年度 実績報告書

諸外国における中等学校英語学力の到達度に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 17402046
研究機関広島大学

研究代表者

松浦 伸和  広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教授 (30229413)

研究分担者 柳瀬 陽介  広島大学, 大学・院教育学研究科, 助教授 (70239820)
小野 章  広島大学, 大学・院教育学研究科, 助教授 (20283228)
キーワード英語学力 / ヨーロッパ / テスト開発 / カリキュラム開発 / 英語教育学
研究概要

本年度の研究内容は、以下の2点であった。
(1)具体的な到達目標や国レベルのテストがすでに実施されている国を調査することとする。
(2)外国語に関して明確な評価基準を設定している国で、具体的な評価基準とその設定方法を調査する。
これら2点についてヨーロッパ諸国、とりわけイギリス、オランダ、フランスを訪問して実際に調査を行った。
イギリスでは、到達目標ならびに途中段階(9段階)を示したNational Curriculumを作成し、さらにそこで示された学力を評価するためのNational Testの実施を担当しているQCA(Qualification and Curriculum Authority)を訪問して、到達目標や9段階のレベル設定の方法、ナショナルテストの開発手法などについて調査を行った。さらに実際のテストであるGCSEを開発しているEd-EXCELを訪問して、テスト問題の開発に関する資料収集を行った。
フランスではヨーロッパ共通の外国語学習カリキュラムを作成したCounsel of Europeを訪れて、妥当性や信頼性の高いカリキュラム開発をする方法、またヨーロッパ各国との協力体制に関して詳細に調査した。さらにオランダではCitoを訪問して、ヨーロッパ共通のカリキュラムをどのように教育課程や評価方法に生かしているのかについて情報を得た。いずれも我が国の到達度の設定や評価方法の改善に生かすことができる貴重な資料を入手することができ、大きな成果が果たせた。
なお、いずれも調査を終えたばかりであり、18年度に公表する予定である。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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