研究課題/領域番号 |
17404004
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岡田 憲夫 京都大学, 防災研究所, 教授 (00026296)
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研究分担者 |
多々納 裕一 京都大学, 防災研究所, 教授 (20207038)
SCAWTHORN Charles 京都大学, 大学院工学研究科, 教授 (60378809)
RAJIB Shaw 京都大学, 地球環境学堂, 助教授 (30378848)
渥美 公秀 大阪大学, 大学院・人間科学研究科, 助教授 (80260644)
北後 明彦 神戸大学, 都市安全センター, 助教授 (30304124)
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キーワード | 災害リスク / 地域診断 / ケースステーション / フィールドキャンパス / 海外調査 |
研究概要 |
本研究は、事前対応型、成功モデル検証型の系統的で時間連続的な災害調査の方法論(ケース・ステーション・フィールドキャンパス)を試行的に構築することを目指している。平成18年度は以下の研究活動を行った。 1.定期的ならびに必要に応じて随時、メールを活用したインターネットフォーラムを繰り返し実践することにより、問題意識の共有と相互の研究啓発を目的とした密接な研究交流を図った。また、ホームページを開設し活動報告を行った。関連して、京大防災研(宇治市)・鳥取県智頭町・トルコ・イスタンブールにおいて計7回の研究集会・運営会議を開催した。 2.各フィールドキャンパスの活動は下記のとおりである。 ・中越:中越復興市民会議と協同して、研究者や学生が被災地域に入り地域の人々と共に復興に関わる手法を分析し、さらに3月25日に発生した「能登半島地震」への適応を試みた。 ・中京:NPO法人レスキューストックヤードと協同して、これまでに開発した水害リスクコミュニケーションツールの地域への適応手法と防災紙芝居の開発とその利用のためのワークショップを実施した。 ・トルコ:イスタンブールと東京における地震被害によるライフラインの被害想定に関する比較研究を実施した。 ・ネパールキャンパスでは、ネパール地震防災協会と協同して、協会小学校教師への防災教育を実施しその効果を検証した。 ・インド:NPO法人SEEDS Indiaと協同して、オリッサ地域における環境と防災を結びつけた持続可能な都市開発に関する研究を実施した。 ・中国:、北京師範大学と協同して、Dongting湖とXiang盆地の洪水被災地域において平成19年度に実施するアンケート調査とワークショップの事前準備を行った。 3.これまでの取り組みを継続し、その研究成果を発表する場を支援するために、Bulletinとテンプレートを作成しWeb上で公開した。
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