前年度に続きソウル市清渓川復元事業のその後について調査を行った(2009年1月)。 ●調査内容 (1)ソウル市SH公社(東南圏流通団地):清渓川高速道路の撤去に伴う周辺商業者の移転先として建設された業務団地の建物等がほぼ完成している。但し、入居はまだで、床の賃貸料などをめぐって課題が残されている状況を把握した。 (2)ソウル市均衡発展本部、東大門運動場跡地調査 ソウル市内の東大門運動場は清渓川高速道路撤去後に周辺露天商の営業場として使われていたが、その後運動場を廃止して、したがって露天商は再度の移転を余儀なくされ、跡地ではデザインパーク・プラザの建設が進められている。こっらの状況を把握した。 (3)シンソル洞風物団地調査 上記の結果、露天商の一部はシンソル洞の小学校跡地を利用した新たな商業施設に移転した。そこでこれらの商業者にそのいきさつや今後の見通し等についてインタビュー調査を行った。
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