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2006 年度 実績報告書

モンゴル・中央アジアにおけるコンパクトマイニングシステムの適用変能性調査

研究課題

研究課題/領域番号 17404023
研究機関東京大学

研究代表者

山冨 二郎  東京大学, 大学院工学系研究科, 教授 (70107548)

研究分担者 安達 毅  東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (40262050)
金子 勝比古  北海道大学, 大学院工学研究科, 教授 (20128268)
皿田 滋  産業技術総合研究所, 知能システム研究部門, 主任研究員 (00357170)
柴山 敦  秋田大学, 工学資源学部, 助教授 (30323132)
高橋 弘  東北大学, 大学院環境科学研究科, 教授 (90188045)
キーワード資源開発工学 / コンパクトマイニング / 採鉱技術 / 選鉱技術 / リアルオプション / カザフスタン / モンゴル / エネルギー・鉱物資源
研究概要

モンゴル・中央アジアではソビエト連邦の崩壊後,民営化政策や外資導入促進策がとられ,大規模露天掘鉱山の開発が注目される一方で,中小規模,特に小規模鉱床の開発が取り残されている。社会基盤が未整備で資本蓄積が不足しているこれらの国では,小規模であっても鉱山開発は地域経済・開発途上国の経済にとっては,そのインパクトは大きく,小規模鉱体の開発が大規模鉱床開発の手がかりとなりうる可能性を持っている。
本年度は,カザフスタン・モンゴルについて,JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)及び現地研究機関の支援を受けながら,2006年5月に,現地調査を行った。カザフスタンでは,Kounrad銅鉱山とZhezkazgan銅鉱山の現地調査を行い,政府機関であるエネルギー鉱物資源省と地質委員会,国立の研究機関であるKunaev Mining InstituteとSatpaev Technical Universityを訪問し,カザフスタンの鉱物・エネルギー資源の状況と操業中の鉱山の情報を収集した。一方,モンゴルについては,2006年8月に,Oyu Tolgoi銅・金鉱山,Tavan Tolgoi炭鉱,Boroo金鉱山の現地調査を行い,隣国・中国の影響を受けて,特に近年,資源開発が活発になっているモンゴルの実情と課題,外国資本の受入れに状況などを調査した。また,パプアニューギニアでシュリンケージ法による金の細脈採掘を行っているKainantu鉱山について,インフラ未整備の条件下での細脈採掘の現状を調査した。
また,これらと平行して,コンパクトマイニングシステムにおける要素技術の最新の状況について,調査を行った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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