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2007 年度 実績報告書

パターン抽象化と発見によるマルチエージェントプロトコル開発

研究課題

研究課題/領域番号 17500025
研究機関神奈川工科大学

研究代表者

松本 一教  神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (40350673)

研究分担者 佐藤 尚  神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (90225988)
永井 保夫  東京情報大学, 総合情報学部, 教授 (30327217)
宮原 哲浩  広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (90209932)
キーワードエージェント / ソフトウェア工学 / データマイニング / ソフトウェア再利用 / ソフトウェアパターン
研究概要

本研究課題では,パターン抽象化と発見によるマルチエージェントプロトコル開発に関する研究を行い,本年度は以下に述べる成果を得た.
前年度から継続して,インタラクションの主要部分をXMLで記述する方法を開発し,実例を用いた評価実験を行った.この実験から,インタラクション中の本質的でない部分,あるいは意図的に公開しない部分などを隠蔽する必要があることが判明した.このために,変数付き木構造の考え方を自然に拡張し,XMLでの表現の一部を変数化するという方法を開発した,変数化した部分には補助的な情報を付加しておき,状況に応じて可能な操作を変えるという一種のアクセス制限も実現した.この開発により,エージェントプロトコル言語としての実用性が強化できた.木構造に対するデータマイニング技術開発については,前年度までの方式の高速化開発と実装を行った.本研究で開発した木構造に対するデータマイニングの将来性を示すため,ソフトウェア工学での他分野での実験も行い,ワークフローなどへの適用も有効であることの実験結果を得た.
本研究を通じてデータマイニング技術に関する多くの実験例を収集できたので,入門的なテキストを分りやすく改訂して出版した.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 2007

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] A Genetic Programming Approach to Extraction of Glycan Motifs Using Tree Structured Patterns.2007

    • 著者名/発表者名
      Masatoshi Nagamine, Tetsuhiro Miyahara, Tetsuji Kuboyama, Hiroaki Ueda, Kenichi Takahashi
    • 学会等名
      20th Australian Joint Conference on Artificial Intelligence(AI-2007)
    • 発表場所
      Queensland, Australia
    • 年月日
      2007-12-04
  • [図書] やさしい確率・情報・データマイニング(第3刷)2008

    • 著者名/発表者名
      月本洋, 松本一教
    • 総ページ数
      166
    • 出版者
      森北出版

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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