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2005 年度 実績報告書

図的な情報構造を用いた擬人化エージェントによるプレゼンテーション化

研究課題

研究課題/領域番号 17500072
研究機関九州工業大学

研究代表者

乃万 司  九州工業大学, 情報工学部, 教授 (60228351)

キーワードエージェント / 可視化 / ユーザインタフェース
研究概要

本研究では,データや情報の中から,その本質や構造,または注目すべき部分を抜き出し,擬人化エージェントに説明させる技術(プレゼンテーション化)の開発を目指すものである.具体的には,図表を作成する際に,説明したい内容の構造を指定させ,プレゼンテーションを生成するシステムや,説明すべき特徴の候補を選び出し,ユーザに選択させることで,半自動的なプレゼンテーション化を可能にするシステムを構築する.
平成17年度は,ユーザが作成する図表の要素間の関連付けを行い,テンプレートを用いて擬人化エージェントによるプレゼンテーションを生成するシステムを構築した.テンプレートには,構造の情報を持つ図表のテンプレートと,図表の要素間の関係からプレゼンテーションを生成できるようなプレゼンテーションのテンプレートとが必要である.また,ユーザによる図表の要素間の関連付けの結果は木構造になることを想定しているので,その木構造を走査してプレゼンテーションを生成する仕組みも必要である.そこで本年度は,上記のシステムを構築するために,以下の開発を行った.
1.可視化手法や図表のテンプレートの準備
2.プレゼンテーションのテンプレートの準備
3.プレゼンテーション指定木の解釈と実行
年度前半には,まず,プロトタイプシステムを構築し,5th IASTED International Conference on Visualization, Imaging, and Image Processing (VIIP2005)において発表を行った.年度後半には,テンプレートや表現方法の拡張を行った.この部分は近日中に発表予定であり,準備を進めている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Table Presenter : A Life-Like Agent Explaining Tables2005

    • 著者名/発表者名
      Kazumasa Kondo, Kunio Yamamoto, Tsukasa Noma
    • 雑誌名

      Proceedings of the 5th IASTED International Conference on Visualization, Imaging, and Image Processing

      ページ: 727-730

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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