• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

図書館的共同利用サービスにおけるデジタルコンテンツ共同利用システムの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 17500081
研究機関神奈川工科大学

研究代表者

速水 治夫  神奈川工科大学, 情報学部, 教授 (90308536)

研究分担者 五百蔵 重典  神奈川工科大学, 情報学部, 准教授 (20318992)
古井 陽之助  九州産業大学, 情報科学部, 講師 (70387083)
キーワードデジタルコンテンツ / 著作権保護 / 図書館的共同利用 / コピー防止 / 貸出期限管理 / ICカード
研究概要

本研究の要点は,貸出期限及び同時貸出数制限付きでデジタルコンテンツを貸出・閲覧できるようにするシステムを実現するための,次のような技術を確立・実用化することにある.
(1)正式な許可を受けたユーザのみがデジタルコンテンツを閲覧できるようにする.
(2)貸出期限を過ぎたらデジタルコンテンツの閲覧を不可能にする.
(3)貸出期限前においてユーザが利用権を返却できるようにする.
これらの技術確立のために,本年度はH17〜H18の成果に基づいてプロトタイプシステムを開発した.中でも,本システムの中心となる時間管理機能付きICカードを中心に開発した.
本年度は,時間管理機能付きICカードはいわゆるICカード状態に実装するのではなく,ICカード内に封入可能なプロセッサやメモリおよび本研究の特徴である時計をUSBメモリ(USBトークン)状態に実装して,プログラムの開発と動作確認を行なった.
また,新たに考案した次の技術を確立・実用化した.
(4)貸出し時期とは別に,閲覧開始時期というものを設け,複数の利用者が同一時刻から閲覧できるようにする.
これにより,複数の利用者に対して同一時間帯に同一資料を閲覧させることができ,遠隔地での試験などに利用することが可能となることを確認した.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] クライアント単独で利用時間および入力時間を厳密に管理できるデジタルコンテンツ配信・送信システムの提案2007

    • 著者名/発表者名
      五百蔵重典, 古井陽之助, 速水治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO 2007)シンポジウム論文集

      ページ: 1040-1043

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ビジュアルメタグループウェアにおけるファイル共有システムの構築2007

    • 著者名/発表者名
      松本義隆, 古井陽之助, 速水治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO 2007)シンポジウム論文集

      ページ: 1233-1238

    • 査読あり
  • [雑誌論文] SNSでのチャットによる友達の輪拡大支援システムの提案2007

    • 著者名/発表者名
      春日章宏, 三枝優一, 速水治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO 2007)シンポジウム論文集

      ページ: 1471-1475

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 利用特性にもとづいたコンテンツ取捨選択アルゴリズムの提案2007

    • 著者名/発表者名
      高林光, 速水治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO 2007)シンポジウム論文集

      ページ: 1476-1479

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 連接共起単語を用いた形態素解析用辞書への新語獲得方式2007

    • 著者名/発表者名
      三枝優一, 速水治夫
    • 雑誌名

      情報処理学会 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO 2007)シンポジウム論文集

      ページ: 1528-1531

    • 査読あり
  • [図書] グループウェア -Web時代の協調作業支援システム-2007

    • 著者名/発表者名
      速水治夫, 五百蔵重典, 古井陽之助, 服部哲
    • 総ページ数
      199
    • 出版者
      森北出版

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi