研究課題
基盤研究(C)
17年度には、各分担者がそれぞれの研究課題について、全体の研究テーマを見据えながら研究を実施した。具体的には、下記のような研究を進めた。その中で、さらに体系的で系統的な構成理論の開発について若干の結果を得た。また、デザインの適用範囲がすこし拡張され、グラフを含めて新しい応用面を発見できそうなヒントを得た。(1)分解可能な種々のブロック計画の新しい構成法の導出に、釣合い型不完備ブロック計画や部分釣合い型不完備ブロック計画等を再帰的に用い、その構成方法に関する結果を得た。(2)上記(1)の目的を、体論を用いたデザイン構成を試みた。(3)上記(1)、(2)の観点で、他の種々の実験計画に対しても考究した。(4)分散分析の観点から一部実施要因計画や多次元配置の研究目的に合った新しい構成法・統計的解析を考究した。(5)全員で、構成法の集合体を眺めその構造化について議論を行った。上記の考究結果には、初年度としては成功裏に終わったと総括している。それは、我々には平成14年度からの類似の研究結果の累積があったことに起因していると考えている。この調子で更に2年間研究を継続したい。
すべて 2006 2005
すべて 雑誌論文 (11件)
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