研究概要 |
次の(1)から(5)の内容を研究および発表した. (1)多変量解析法である2進木解析法において最終的なモデルをどのように選択すればよいのかについて研究した. (2)異常値判定および分類の問題において,ニューラルネットワークとマハラノビス・タグチ・システムのパターン認識の性能比較を行った. (3)因果ダイアグラムの構造に基づいて,どの変数を考慮すれば推定精度が向上するのかについて考察した. (4)多重比較法のひとつとして最大対比法の性能評価を行い,改善手法を提案した. (5)タグチメソッドに登場するSN比を統計モデルの枠組みで考え,それらの確率分布を二重非心分布としてとらえることができることを示した.
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