• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

学校保健組織活動の成立と展開における日米比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 17500462
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東京大学

研究代表者

衞藤 隆  東京大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (20143464)

キーワード学校保健委員会 / 健康教育運動 / Health Promoting School / 学校衛生 / 帝国学校衛生会
研究概要

本年度は、学校保健組織活動の成立に関係する史料の収集を行い、分析の結果を第52回日本学校保健学会において発表した。
1.史料の収集
史料は、主として戦前昭和期の学校衛生関係史料、健康教育運動関係史料を蒐集した。国立国会図書館所蔵の各種学校資料、筑波大学学校教育部及び附属中央図書館、同体芸図書館所蔵資料、福島県喜多方市学校資料、東京大学附属医学図書館、群馬県立図書館、前橋市立図書館各所蔵の学校史料を蒐集した。
米国史料としては、戦前・戦中期のAmerican School Hygiene Association資料、NEA(National Educational Association)資料を中心として蒐集した。
全国に点在する各種学校史料の所蔵先調査を行っており、作成した蒐集予定史料リストにそって、今後も史料蒐集を行う予定である。
2.史料の分析
大正末期から昭和前期における学校健康教育運動の興隆から展開過程を、史的アプローチにより明らかにした。昭和前期の学校健康教育運動は、戦後教育改革によって確立した学校保健組織活動や保健科成立に至る基礎を築いた重要な社会運動(Social Movement)であったことを立証した。
3.研究成果発表
1.史料の蒐集と、2.史料の分析の成果は、2005年10月28日から30日に宮城県仙台市で開催された第52回日本学校保健学会において「昭和前期における学校健康教育運動の興隆過程」と題して研究発表を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 昭和前期における学校健康教育運動の興隆過程2005

    • 著者名/発表者名
      七木田文彦, 柴若光昭, 衞藤 隆
    • 雑誌名

      第52回日本学校保健学会講演集 Vol.47,Suppl

      ページ: 302-303

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi