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2006 年度 実績報告書

子どもの放課後の生活実態調査に関する研究-学童期の地域子育て支援

研究課題

研究課題/領域番号 17500499
研究機関埼玉大学

研究代表者

吉川 はる奈  埼玉大学, 教育学部, 助教授 (70272739)

研究分担者 重川 純子  埼玉大学, 教育学部, 教授 (80302503)
細渕 富夫  埼玉大学, 教育学部, 教授 (10199507)
薄井 俊二  埼玉大学, 教育学部, 教授 (90185009)
キーワード子ども / 保育 / 地域支援 / 生活実態調査 / 放課後 / 学校生活 / 遊び
研究概要

実施2年目にあたる18年度は、前年度の研究結果をふまえ、以下のように実施、結果を得た。
プロジェクトA:児童の放課後の生活実態調査
前年度実施した現代小学生の生活実態調査の結果をふまえ、内容の修正を加え、対象を広げ、小学生の生活実態を質間紙調査および行動観察調査を通して行なった。特に放課後の行動に影響を与えると考えられる子どもの遊びの実態を、低学年、高学年に対し、学校生活と家庭生活双方から明らかにした。その結果、家で行なう遊びと学校の休み時間に行なう遊びが大きく異なること、学校で紹介された遊びや授業でとりくんだ遊びは共通して子どもたちの遊びのレパートリーに取り入れられていることが明らかになった。また子ども自身の記載による生活時間調査を行なったが、子どもの習い事に通う頻度や通うパターンなどが具体的に示された。
プロジェクトB:放課後児童クラブ指導員の勤務体制調査
昨年度のインタヴュー調査をもとに作成した、放課後児童指導員の勤務体制に対する調査として質問紙を実施した。特に自由記述の項には、今まで以上に児童が放課後の居場所としての場として求めているものの、登録している子どもの人数との関係で十分に受け止めきれないという厳しい実態を訴えていた。
プロジェクトC:放課後児童指導員研修の実態調査
自治体を対象に行った、放課後児童指導員に対する研修の実施状況と内容について、昨年度からさらにデータを追加し、結果を集計分折中である。
最終年度となる19年度は、各プロジェクトの3年間の結果を総合させて、研修プログラムの開発と実施にとりくむ予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] 小学校6年間の生活記録を用いた学校生活イメージの検討2007

    • 著者名/発表者名
      吉川 はる奈
    • 雑誌名

      埼玉大学紀要 教育学部 56・1

      ページ: 19-26

  • [雑誌論文] 事例検討を通した学童保育指導員に対する研修の効果と意義(2)2007

    • 著者名/発表者名
      吉川 はる奈, 西本絹子他
    • 雑誌名

      日本発達心理学会第18回大会研究発表論文集 18

      ページ: 179

  • [雑誌論文] 事例検討を通した学童保育指導員に対する研修の効果と意義(1)2007

    • 著者名/発表者名
      西本絹子, 吉川 はる奈他
    • 雑誌名

      日本発達心理学会第18回大会研究発表論文集 18

      ページ: 178

  • [雑誌論文] 小学校1年生の学校生活適応に関する研究2006

    • 著者名/発表者名
      吉川 はる奈, 上野 彩
    • 雑誌名

      埼玉大学紀要 教育学部 55・2

      ページ: 41-50

  • [雑誌論文] 現代小学生の日常生活における身体動作の実態2006

    • 著者名/発表者名
      吉川 はる奈, 安藤 宮子
    • 雑誌名

      日本家政学会第58回大会研究発表論文集 58

      ページ: 123

  • [雑誌論文] 地域「子育て」支援の場でみる子どもと親の実態2006

    • 著者名/発表者名
      吉川 はる奈
    • 雑誌名

      日本保育学会第59回大会研究発表論文集 59

      ページ: 742-743

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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