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2005 年度 実績報告書

生活様式・生活意識・生活環境から見た生活原景の変容に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 17500523
研究種目

基盤研究(C)

研究機関共立女子短期大学

研究代表者

山森 芳郎  共立女子短期大学, 生活科学科, 教授 (10133117)

研究分担者 児玉 好信  共立女子短期大学, 教授 (00108200)
岡田 悟  共立女子短期大学, 教授 (30233331)
三枝 映子  共立女子短期大学, 助手 (00413120)
キーワード生活論 / 生活科学 / 住生活 / 生活調査 / 意識調査 / 生活様式 / 生活意識 / 生活環境
研究概要

1.椎葉における生活原景の変容に関する現地聞き取り調査と調査結果の分析
椎葉(宮崎県)へ現地調査に赴き、椎葉民俗芸能博物館の協力を得て、ヒヤリングや生活調査を行った。20世紀初頭に柳田国男らによって紹介された生活原景は、その後大きく変容したが、特に戦後の変容が激しい。1980年代までについては持田照夫らの研究があるが、それらを参考にしながら1980年代以後の状況を加えて現在、調査結果の解析を進めている。
同時に、九州山地を隔てて椎葉と背中合わせの位置にある五木(熊本県)へも現地調査に赴き、椎葉の事例と比較することが可能な調査結果を得た。また、椎葉や五木の研究そのものに着目すると約100年にわたる研究史があり、研究の視点がこの100年でどのように変遷したか、という研究観の変遷にも検討する価値が見出せることを再認識した。
2.遠野における生活原景の変容に関する予備調査
来年度予定している遠野を対象とした調査に備え、調査方法、調査票等を検討するための打ち合わせを重ねた。また、調査準備の一部を調査会社に委託した。
3.その他
本研究を行う上で基本となる考え方、および、研究を行うに至るまでの経過を「風景または風土が媒介する共通感覚の記憶」として『文學藝術29特集-風景』(発行:共立女子大学総合文化研究所、2006年2月28日)に発表した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 風景または風土が媒介する共通感覚の記憶2006

    • 著者名/発表者名
      山森芳郎
    • 雑誌名

      文學藝術 29

      ページ: 25-43

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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