研究課題/領域番号 |
17500630
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
松本 豊司 金沢大学, 総合メディア基盤センター, 助教授 (20173908)
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研究分担者 |
鈴木 恒雄 金沢大学, 総合メディア基盤センター, 教授 (60019502)
佐藤 正英 金沢大学, 総合メディア基盤センター, 助教授 (20306533)
山岸 芳夫 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 講師 (60290087)
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キーワード | 教材素材データベース / 大学間教材共同利用連携 / オープンソース・ソフトウェア / LMS / LONCAPA / moodle |
研究概要 |
本研究の目的は、教材の作成と再利用を可能とする教材素材データベースシステムを用いて、大学間で教材を相互に利用し合うためのモデルシステムをオープンソース・ソフトウェアで構築することにある。この研究が起動にのると、高価なLMSを使わずに全国の大学で教材を共有することが可能なるため、e-Learningの普及が進む可能性がある。当初案ではオープンソース・ソフトウェアのLMSとしてはLONCAPAとmoodleを対象とした。前者については、大規模なシステム構築が可能で、本学の規模にも適用できる利点があるが、新しいOSへの対応のスピードが遅く、金沢大学のセキュリティ委員会の要求を満たすことが困難であった。そのため、現在はmoodleでシステムを構築し、実験を行っているが、時間があれば他のフリーなLMSについても検討を行う予定である。また、教材素材データベースについては、運用試験を行ったが、DSpaceを使ったシステムのメリットが見えてきたため、これへの移行の検討を現在行っている。 素材については、2006年の「情報処理基礎」に使われた情報倫理とネットワークセキュリティの教材用イラスト素材および、教材、試験問題を作成し、かつ留学生の教育に使うための教材、試験問題の多言語化(英語、韓国語、中国語)を行った。また、2007年度用の改定にあたり、それらの教材についても改定を行った。
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