研究分担者 |
刈谷 丈治 山口大学, 大学情報機構, 教授 (90109950)
吉村 誠 山口大学, 教育学部, 教授 (70141116)
木村 友久 山口大学, 技術経営研究科, 教授 (80177922)
永井 好和 山口大学, 大学情報機構, 助教授 (00363094)
久長 穣 山口大学, 大学情報機構, 助教授 (80228725)
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研究概要 |
本研究は,学問的な興味のみで行われるものではなく,優れて実践的なものであり,情報セキュリティ教育の大学モデルの構築及び実践を通して,大学におけるセキュリティ文化のあるべき姿を見いだし,その普及につなげようとするものである。情報セキュリティ教育の大学モデルを構築するには,まずそのコアとなる授業科目を設定し,授業実践をする必要がある。そこで,本年度は,研究代表者及び研究分担者で,山口大学において平成20年度に導入し,実践する予定である情報セキュリティ教育のコアとなる授業科目「情報セキュリティ概論(仮称)」について,詳細シラバスの作成及び教材の開発を行った(物品費及びその他)。また,授業科目「情報セキュリティ技術(仮称)」及び「情報セキュリティマネジメント(仮称)」についても,詳細シラバスの作成及び教材の開発に着手した(物品費及びその他)。さらに,これらの授業科目で利用するストリーミング配信用のデジタルコンテンツとWBT教材を充実させ,eラーニング学習用のコンテンツマネジメントシステムを構築した。このマネジメントシステムでは,デジタルコンテンツを蓄積し,それらを一定のメタデータにより検索することができるようになっている。 外部の専門家を招いて情報セキュリティの現状と動向について講演してもらうなど(謝金),情報セキュリティ講習会を6回開催して,講習会のために準備した資料と実際の講演の様子(映像及び音声)とを統合することにより,上記のストリーミング用のデジタルコンテンツを作成した。また,それらをDVD化して,「情報セキュリティ概論(仮称)」等の教材として活用することができるようにした。 研究代表者及び研究分担者の一部は,情報セキュリティに関するセミナー等に参加するなど,情報セキュリティ教育の現状と動向について調査を行い(国内旅費及びその他),調査結果を詳細シラバスの作成及び教材の開発に反映させた。
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