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2007 年度 実績報告書

中国語声調の言語学的・音響学的データを踏まえたインタネット利用の指導システム

研究課題

研究課題/領域番号 17500653
研究機関早稲田大学

研究代表者

比企 静雄  早稲田大学, 人間科学学術院, 名誉教授 (50006227)

研究分担者 砂岡 和子  早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70257286)
楊 立明  早稲田大学, 国際教養学術院, 教授 (10267354)
キーワード中国語 / 声調 / 四声 / 声の高さ / ピッチパタン / 音声指導 / 自習 / CAI
研究概要

平成19年度(最終年度)には、このシステムをさらに広い範囲へ公開して試用実験を継続したが、その過程で、とくに以下の項目を取り上げた.
1.単語の提示の前に注意を集中できるように1秒間の無音区間を挿入したことが、このような自習システムが使われる環境で、どのように有効に働くかを、単語表の最初の問の誤答率などから調べた結果、最適と思われる0.5秒に変更した.
2.自習の所要時間を短縮するためのアルゴリズムとして,回答の正誤の履歴に応じた最適な難しさの次の単語表を自動的に選択して提示する方法について、(1)まず女声,次に男声、(2)音節の子音と母音の構成によるやさしい単語が多い4表から難しい単語が多い4表へ、(3)1声と4声だけの単語が全部正解なら2声と3声を含む単語だけの表へ、(4)表の単語が全部正解なら対応する男声の表の次の表へ.男声では次の次の表へ進むプログラムに改造して、有効であることを確かめた.また、予習のあとで誤答の単語だけ練習できるアルゴリズムも有効に組み合わせることができた.
3.教場での教師の発声による直接の指導とCAIシステムによる自習が、同等な結果が得られることも実験的に確かめた.

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2007 その他

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件) 備考 (3件)

  • [学会発表] 中国語非流暢性ポーズの顕在化特性2007

    • 著者名/発表者名
      砂岡 和子
    • 学会等名
      日本中国語学会第57回全国大会予稿集
    • 発表場所
      沖縄・琉球大学
    • 年月日
      2007-10-28
  • [学会発表] リスニング能力に応じた音声合成技術の語学教育への活用法2007

    • 著者名/発表者名
      岩見田 均, 砂岡 和子
    • 学会等名
      日本中国語学会第57回全国大会予稿集
    • 発表場所
      沖縄・琉球大学
    • 年月日
      2007-10-28
  • [図書] 漢語互動式口語基礎編2007

    • 著者名/発表者名
      砂岡 和子
    • 総ページ数
      141
    • 出版者
      外国語教学与研究社
  • [備考]

    • URL

      http://chinesetone.org/std

  • [備考]

    • URL

      http://chinesetone.org/int

  • [備考]

    • URL

      http://chinesetone.org/exam

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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