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2006 年度 実績報告書

Web教材の汎用化および教材作成の自動化支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17500660
研究機関中部大学

研究代表者

尾崎 正弘  中部大学, 経営情報学部, 教授 (50214127)

研究分担者 足達 義則  中部大学, 経営情報学部, 教授 (00115669)
キーワード教育工学 / Web教育支援システム / Webコンテンツ / 知識データベース / 教材開発 / エージェント機能 / Web教授法
研究概要

本年度は、複数の動的Web教材を作成し、教材部品DBを構築するためにそれらのWeb教材を汎用化する作業を実施した。また、個別学習者の学習課題に対する理解度を推論するために、複数の学習実験の結果から「自己モニタリング学習指導による仮想能力クラス編成」という独自の学習指導方略と学習理解度の推論アルゴリズムを決定した。さらに、英語Web教材を用いた学習実験を実施し、その実験結果から次年度のWeb教育支援システムの構築に向けての準備を実施し、次年度の実用化システムに向けた開発作業を推進した。以下に、具体的な項目について箇条書きで示す。
(1)汎用的なWeb教材の構築に向けて:複数のWeb教材の開発とそれら教材の汎用化(教材部品化)
・情報処理基礎Web教材と関連するWeb教材(初級シスアド問題集、基本情報問題集など)
・英語関連Web教材の作成:個別学習者の能力を考慮した英検Web教材とWebコーパスの統合
(2)実用的な学習能力判定推論アルゴリズムの開発:自己モニタリング学習指導方略と仮想能力クラス編成による能力別クラス判定アルゴリズムの構築
・実験授業「電子計算機概論」の自己モニタリング学習指導と仮想能力クラス編成による学習実験
・実験授業「日本語ワープロ」における演習系授業の自己モニタリング学習指導と仮想能力クラス編成による学習実験システムの開発
(3)Webサーバー上での教材部品DBの構築と動作実験
・多量に構築した情報処理関連のWeb教材と教材部品におけるWeb教材の配送実験
・教材部品からWeb教材を構築するための効率的なアルゴリズムの開発構築実験
など、次年度のシステム構築実験に向けた準備を実施した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] Web教育支援システムに関するLinuxサーバーの構築2007

    • 著者名/発表者名
      榊原 伸康
    • 雑誌名

      電子情報通信学会2007年総合大会・情報・システムソサイエティ総合大会特別号

      ページ: 67

  • [雑誌論文] 情報に関する知識や体験が「情報処理教育」に与える影響について2006

    • 著者名/発表者名
      武岡 さおり
    • 雑誌名

      名古屋女子大学紀要 第52号 人文/社会編 52

      ページ: 145-157

  • [雑誌論文] Study of Features of Problem Group and Predication of Understanding Level2006

    • 著者名/発表者名
      Yoshinori Adachi
    • 雑誌名

      Proceedings of 10^th International conference on Knowledge-Based Intelligent Engineering Systems KES' 2006 II

      ページ: 1176-1181

  • [雑誌論文] 自主学習に適した英検Web教材の開発2006

    • 著者名/発表者名
      橋本 信也
    • 雑誌名

      日本教育情報学会第22回年会論文集 Vol.22

      ページ: 170-171

  • [雑誌論文] Web学習における学習支援のための推論アルゴリズムの開発に向けて2006

    • 著者名/発表者名
      尾崎 正弘
    • 雑誌名

      中部大学情報科学リサーチジャーナル Vol.14

      ページ: 161-162

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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