研究分担者 |
河合 秀泰 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 教授 (90186049)
冨山 正人 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (70311016)
森田 健二 石川工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (60312196)
澤田 功 高松工業高等専門学校, 一般教育科, 准教授 (90332014)
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研究概要 |
本研究は、イギリスで開発された物理教育を通した認知能力向上の促進(CASE)のための学習プログラムの考え方を基本として、高専の1、2年生(15歳から17歳)を対象としてどうプログラムを改良し実施しようというものである。 本年度はその最終年度として,これまでの活動状況の報告と今後の展望を検討するために「数学教育へのテクノロジーの活用に関するシンポジウム」(平成21年3月14日(金),東京都品川区)を開催した。シンポジウムではまず,本研究代表者の阿蘇がパネラーとして「微分積分を学ぶために必要な計算力の強化と基本的な問題の解決力の育成に十分配慮しつつ,授業の1/3程度の時間を,学生の自主性を引き出すための活動に当てよう」という提案を行い,それについてアドバイザーの公庄庸三氏(海陽中高等学校)によるコメントがあり,引き続いて参加者による討議が行われた。同時にそのために作成されたテキスト『微分と積分』が紹介された。 本研究の一環として関数グラフアートコンテストへの参加に継続的に取り組んでおり,本年度は「関数グラフアートへの取組」(T3 Japan第11回年会, 2008.8.9,東京女学館)を発表,具体的成果として2名の入賞者を出すことができた。
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