研究概要 |
本年度は東京で計4回(2006/4/1(土)、2006!7/7(金)、2006/8/24(木)、2006/10/28(土))、研究会を開催し、アンケート調査から得られた論文作作成を中心に実施した。 1)アンケート結果報告・概要版作成:協力5組合に印刷・配布(簡易製本)。日本語版と英語版。英語版は倉元綾子氏作成。 2)英語版は2006年8月5日草野篤子氏主催の世代間交流国際フォーラム会場(早稲田大学・井深大ホール)にて配布。 3)アンケート調査に協力いただいた労働組合のうち、2つの労働組合には労働セミナーの講師として調査結果を報告。電気連合(2006/10/26東京、高橋桂子)、JAM(2007/2/3山梨、久保桂子) 4)論文作成・現在、査読中 高橋桂子「規制改革と共働き世帯」(『規制改革と経済主体の変容』、日本家政学会家庭経済学部会編、2007年4月発行予定) 高橋桂子「子どものいる女性労働者の「やりがい感」を規定する要因」(投稿・査読中) 久保桂子「親族による支援のパターン別にみた仕事と子育ての両立戦略」(投稿・査読中) 5)2007年度ARAHEへ参加登録(2007/8/6-10、at MALAYSIA Kuala Lumpur) 高橋・久保・倉元・草野「Current State of Dual-Career Couples with Children in Japan」(poster) 久保・倉元・草野・高橋「Strategies for Work and Child-nurturing Balance among 4 Patterns Helped by Families」(oral) 6)翻訳作業 Lisa Wolf-Wendel,2003,TWO-BODY PROBLEM, John Hopkins University Press 4人で分担して翻訳作業にかかる。下訳は完了、現在、初稿作成中。2009年春を目処に出版予定(未定)。 ヒアリング調査への協力として183名から返答を得ているが、全国にちらばっており、何人かとはコンタクトをとったが、日程等があわずに実施できていない。来年度、電話調査等に変更して実施する予定である。
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