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2006 年度 実績報告書

アンペイド・ワーク評価政策と雇用市場-若年女性フリーター層を焦点に-

研究課題

研究課題/領域番号 17510222
研究機関大阪府立大学

研究代表者

伊田 久美子  大阪府立大学, 人間社会学部, 教授 (20326242)

研究分担者 足立 眞理子  お茶の水女子大学, ジェンダー研究センター, 助教授 (10347479)
木村 涼子  大阪大学, 人間科学研究科, 助教授 (70224699)
熊安 貴美江  大阪府立大学, 総合教育研究機構, 助教授 (90161710)
キーワードアンペイド・ワーク / フリーター / ジェンダー / 女性 / 雇用 / 生活 / 調査
研究概要

1)初年度に実施した「若年女性の雇用と生活調査」(大阪女子大学卒業生およそ1000人を対象とする質問紙による郵送調査)の第1次集計を行い、基本的な特徴を抽出した。それによると、既婚者は育児期に仕事を辞める者が非常に多い一方、仕事を継続できている者は正規雇用が非常に多く、非正規雇用者はむしろ仕事を継続できていない場合が多いことがわかった。大阪女子大学の卒業生は正規雇用で仕事を継続する者が多いが、独身者が親と同居している場合は、世帯収入と本人の収入にかなりの差があることもわかった。
調査対象者に迅速に報告するため、第1次集計の結果を中間報告書にまとめ、卒業生に配布し、また女性学研究センターと大阪女子大学同窓会・斐文会のHP上に公開した。
2)EU諸国の中のイタリア、北米のカナダを訪問し、若年女性雇用問題、アンペイドワーク評価政策等についての調査と資料収集を行った。イタリアではトリーノ大学、ミラノ・ビコッカ大学でジェンダー研究者と交流し、資料収集を行った。またローマで若年女性フリーター、男性フリーターらの聞き取りを実施した。カナダでは、トロント大学、ヨーク大学を拠点に研究者や若年雇用問題に取り組むアクティヴィストらと交流し、資料収集を行った。

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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