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2007 年度 実績報告書

職場におけるクロス・ジェンダー関係と女性就業者のキャリア発達をめぐる総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17510227
研究機関文教大学

研究代表者

吉田 悟  文教大学, 人間科学部, 准教授 (70279701)

キーワードクロスジェンダー関係 / 女性のキャリア発達 / 人間関係開発 / メンタリング / メンター・プロテジェ関係
研究概要

今年度も昨年・一昨年度に引き続き、職場の人間関係開発プログラムのうち、EQ開発、REBTアプローチ、TAアプローチ、ゴードンモデルなどといったわが国で実際に実施されている代表的な訓練プログラムに参加・体験した。さらに、キャリア発達の様相に対して比較的アプローチしやすいと考えられる専門職、特に教員を対象にして、半構造化面接を行った。20代・30代の女性30名を対象にして、メンタリングの9機能に焦点をあてて、約1時間の半構造化面接を実施した。代表的な質問項目は、以下の通り。
(1)スポンサーシップ:適材適所で支援してくれるか?、安心できる存在であるか?、権力があるか?、話に説得力があるか?
(2)推薦とアピール:ネットワークが広いか?、権力があるか?、話に説得力があるか?
(3)訓練:自分の価値観や欲求を理解してくれているか?、仕事に精通しているか?、的確な指示をするか?、安心できる存在であるか?
(4)保護:フォローしてくれていると感じるか?、メンター自身に余裕があるか?、安心できる存在であるか?、周りをよく観察しているか?
(5)仕事における挑戦性の向上:適材適所に仕事を配分するか?、信頼されていると感じるか?、リスクを恐れないか?
(6)役割モデル:コミュニケーション能力があるか?、心が安定しているか?、仕事に対する取り組み方(態度)を身につける事ができるか?、尊敬でき目標であるか?、仕事とプライベートのバランスが取れていると感じるか?、外見(服装や髪型など)が良いか?、自分の身近な男性の参考にしたいか?
(7)受容と確認:気持ちが対等・同等・平等と感じられるか?、居心地がよいか?、気にかけてくれるか?
(8)カウンセリング:親身か?、守秘義務を守るか?
(9)友好:身近に感じられるか?、自己開示をするか?、一緒にいて楽しいと感じるか?、仕事でも仕事以外でも頼りになるし、頼りにされてると感じるか?

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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