研究課題
基盤研究(C)
まず成果としてあげられることは、ケルン大学フッサール文庫に出張し、フッサールの未公開草稿の資料を収集したことである。これにより、フッサールは晩年になっても、彼の身体論の要ともいうべきキネステーゼ(運動感覚)(の困難さ)に関してかなり集中的に議論をして考察を深めたことが確認できた。また晩年になってから、視覚や触覚など感覚器官が相互に協働しあっている事象をとりあげ、器官としての身体に関し新たな分析を試みていることが把握できた。
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倫理学 (筑波大学倫理学研究会) 第24号
ページ: 33-47
点から線へ (石川県西田幾多郎記念哲学館) 第47号
ページ: 2-23