研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ルネサンスの図像文化における古代異教的慣習の残存を、以下の三つの事例に即して、歴史人類学的観点から考察した。(1)古代異教の慣習や民間信仰を基層とするルネサンス期の終末論的預言や奇蹟の言説と図像、(2)ルネサンスの肖像史にみる古代異教の「祖先の像」「像による葬儀」「コンセクラティオ」の残存、(3)ルネサンスの像文化における奉納像(エクス・ヴォート)の地位。いずれの成果も論文として発表するとともに、出版を予定している著書の一部にて公開する。
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芸術学研究 第2巻
ページ: 1-63
京都造形芸術大学紀要(GENESIS) 第12号
ページ: 153-169
ジョットとその遺産展
ページ: 107-117
『イタリアにおける美術作品の保存・修復の思想と歴史-欧米各国との比較から』(平成15~18年度科学研究費補助金(基礎研究(B)(2)研究課題番号15401007研究代表者 : 岡田温司)
ページ: 130-160
AUBE-比較藝術学 第2巻
ページ: 93-114