研究課題
基盤研究(C)
本年度は、主に調査と文献の研究をした。8月に、笹森とWesterhovenが青森県百石町にて「南部イタコ」を調査して、若いイタコと長い面接しながら、「南部イタコ」と「津軽イタコ」の違うところについて話しをした。さらに11月に、笹森、Westerhoven、及び協力者のRauschが津軽半島の一回りして、太宰治の『津軽』を参考しながら、現代の津軽を過去の津軽の調査をした。その際に、「ねぶた」と津軽三味線の由来について取材した。最後に、津軽に残っている最後のイタコの一人に訪れ、45分ほどの口寄せをビデオで録画した。本年度に出版した論文が二つの分野に分けることができる。笹森、WesterhovenとJohnsonは、現代の津軽三味線の見逃せない存在であった山田千里の役割を明確するため、雑誌とインターネットで、彼の存命中行われたインタビューを編集して、序論付きで出版した。さらにWesterhovenは、12月3日に「津軽三味線-外国人の目から見た特質」の名目で、津軽三味線の海外での任期について講演をした。一方Rauschは、現代の津軽に見られる社会的な現象について、国際レベルで論文を発表した。
すべて 2005
すべて 雑誌論文 (4件)
地域学 3
ページ: 1-27
Ethnomusicology Online 9
ページ: http://www.research.umbc.edu/eol/9/yamada/index.html
International Journal of Japanese Sociology 14
ページ: 122-137
electronic journal of contemporary japanese studies
ページ: http://www.japanesestudies..org.uk/contents/discussionpapers/Rausch.html