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2006 年度 実績報告書

日本近現代文学における<津軽文化>に関する研究及び海外への紹介

研究課題

研究課題/領域番号 17520104
研究機関弘前大学

研究代表者

J・N Westerhoven  弘前大学, 教育学部, 教授 (40302012)

研究分担者 笹森 建英  弘前学院大学, 社会福祉学部, 教授 (40003503)
キーワード津軽三味線 / イタコ / 山田千里 / 高橋竹山 / 長部日出雄 / 津軽社会 / 津軽文化 / 津軽文学
研究概要

本年度は、報告書の具体的な準備に入った。平成18年10月に、協力者のJohnsonがニュージーランドから来日して津軽三味線の調査を終えた。WesterhovenとRauschと友に、数名の津軽三味線や津軽民謡の専門家と会って、その取材のおよそ4時間の長さのテープをWesterhovenが起こして翻訳した。
一方笹森は、イタコに関して青森県立郷土館のスタッフと友に、南部潮来の調査をしいた。死者の口寄せのフォームが津軽のイタコと異なることが判明し、その様式を把握したので、津軽の特質を鮮明にすることができた。調査で特筆すべきは、故根城すえ(ねじょうすえ)潮来の菩提寺を訪問し、墓石、位牌を確認できたことと、寺で保管している遺品の中に、イタコの経文に関する貴重な資料があることを発見したことである。ごみそにかんしては、過去の新聞記事をいくつか週小雨できた。東通村(ひがしどうりむら)の神楽会を調査し、潮来に関する事例を聞くことができた。これらは文章化して報告する予定である。また、必要に応じて使用できる写真も撮影した。
上記以外では、笹森は民間信仰の一つである岩木山進行について、フォーラムを開催し、パネラーとして参加、その内容を書き起こして『地域学5巻』に投稿した。
Rauschは、現代の津軽に見られる社会的な現象について、国際レベルて論文を発表し続けた。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Meaning and Representation of Traditional Craft : The Case for Japanese Lacquerware2006

    • 著者名/発表者名
      Anthony S. RAUSCH
    • 雑誌名

      Japan Studies Review 10

      ページ: 31-57

  • [雑誌論文] The Heisei Dai Gappei : A Case Study for Understanding the Municipal Mergers of the Heisei Era2006

    • 著者名/発表者名
      Anthony S. RAUSCH
    • 雑誌名

      Japan Forum Vol. 18, No. 1

      ページ: 133-156

  • [雑誌論文] Defining Cultural Commodities and Traditional Crafts : Local Resident Image and Conception2006

    • 著者名/発表者名
      Anthony S. RAUSCH
    • 雑誌名

      弘前大学教育学部紀要 96

      ページ: 77-84

  • [雑誌論文] Tsugaru Shamisen : From Region to Nation (and Beyond) and Back Again.2006

    • 著者名/発表者名
      Henry M.JOHNSON
    • 雑誌名

      Asian Music 37(1)

      ページ: 75-100

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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