日本統治下台湾に関する日本近代文学と「日本語文学」の比較研究

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 17520118
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 日本文学
• 研究機関: 佐賀大学
• 研究代表者: 浦田 義和 佐賀大学, 文化教育学部, 教授 (00151944)
• 研究期間 (年度): 2005 – 2008
• キーワード: 日本統治期文学 / 植民地文学 / 日本近代文学 / 台湾文学 / 日本語文学 / 占領と文学 / 昭和文学 / アジアの文学

研究概要

まず、国立台湾文学館(台南市)での研究情報収集及び研究者交流を通して、「台湾文学」研究の台湾における組織化を基礎とした飛躍的な進展の状況を把握できたことである。

研究成果

• [雑誌論文] 日本統治期『台湾』新文学運動雑誌『先発部隊』一部翻訳(3) (2008)
  • 著者名/発表者名: ハン・イエンウェン、浦田義和
  • 雑誌名: 佐賀大国文 37号 ページ: 51-62
• [雑誌論文] 徳永直と満州 (2008)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 雑誌名: 孟宗竹に吹く風(徳永直没後50年記念事業期成会) ページ: 22-37
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本統治期『台湾』新文学運動雑誌『先発部隊』一部翻訳(2) (2008)
  • 著者名/発表者名: ハン・イエンウェン、浦田義和
  • 雑誌名: 佐賀大国文 36号 ページ: 58-66
• [雑誌論文] 戦後60年を問う文学の視点からー戦争・基地と文学 (2006)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 雑誌名: 論叢(筑紫女学園大学国際文化研究所) 17号 ページ: 271-284
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本統治期『台湾』新文学運動雑誌『先発部隊』一部翻訳(1) (2006)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和、ハン・イエンウェン、他
  • 雑誌名: 佐賀大国文 35号 ページ: 73-79
• [学会発表] 日本近代文学とポスト・コロニアリズム (2008)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: カイロ大学日本語学科ゼミナール
  • 発表場所: エジプト・カイロ大学
  • 年月日: 2008-11-17
• [学会発表] 徳永直と満州 (2008)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: 徳永直没後50年記念事業期成会
  • 発表場所: 熊本県民交流館パレアホール
  • 年月日: 2008-05-31
• [学会発表] 戦争文学の視点から (2007)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: 日本社会文学会九州・沖縄ブロック
  • 発表場所: 奄美サンプラザホテル
  • 年月日: 2007-05-19
• [学会発表] 隠蔽と欲望 (2006)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: 日本近代文学会
  • 発表場所: 九州大学
  • 年月日: 2006-10-28
• [学会発表] 戦争文学に関する若干の考察 (2005)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: 佐賀大学国文学会
  • 年月日: 2005-12-17
• [学会発表] 米国占領下沖縄の文学 (2005)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 学会等名: グローバル時代における言語と文学に関する国際会議
  • 発表場所: 中国・首都師範大学
  • 年月日: 2005-08-24
• [図書] アジア・コミュニティの多様性と展望 (2008)
  • 著者名/発表者名: 田中豊治、浦田義和, 他
  • 総ページ数: 208-229
  • 出版者: 昭和堂
• [図書] 占領と文学 (2007)
  • 著者名/発表者名: 浦田義和
  • 総ページ数: 337
  • 出版者: 法政大学出版局