研究課題
基盤研究(C)
三年間の研究成果の報告書を平成20年4月付けで刊行した。内容は、以下の三部からなる。但し紙数の関係上、収録した内容は研究成果のごく一部にとどまる。I論文篇は、三年間で執筆した論考のうち、平成19年5月に刊行し大きな反響を呼んだ雑誌『zeami04-足利義満の時代』収録された分を中心に、小川のもの三篇(「寵臣から見た足利義満-飛鳥井雅縁『鹿苑院殿をいためる辞』をめぐって」「将軍と和歌-足利義満の場合」「南北朝の政治と文化-二条良基と足利義満の和漢聯句」)、松岡のもの一篇(「花の時代の演出家たち」)を収録した。II資料篇は、足利義満時代の最重要史料である東坊城秀長(1338-1411)の日記『迎陽記』の伝本研究と翻刻からなる。小川の論文「迎陽記諸本の研究」、およびその結果をふまえての日次記(康暦元年・二年・応永五年・六年・八年)の最善本の全文翻刻を収録した。IIIは「足利義満年譜(稿)」で、義満の全事蹟を細大漏らさず収録するべく、延文三年1358から応永十七年1410までを記述した。
すべて 2008 2007 2006 2005
すべて 雑誌論文 (13件) (うち査読あり 2件) 図書 (1件)
科研成果報告書『足利義満期の室町幕府将軍権力における政治・文化の相互補完的関係の研究』
ページ: 24-74
人間文化研究機構連携研究文化資源の高度活用「中世近世の禁裏の蔵書と古典学の研究」『調査研究報告』 1
ページ: 7-43
ZEAMI 4
ページ: 30-37
ページ: 155-171
総合研究大学大学院文化科学研究科教育研究プロジェクト特別講義 11
ページ: 1-34
語文 129
ページ: 3-15
1.『禁裏公家文庫研究』 2
ページ: 1-16
國文學 解釈と教材の研究 51-11
ページ: 39-47
中世文学会編『中世文学研究は日本文化を解明できるか』(笠間書院刊行)
ページ: 50-62
季刊ぐんしょ 73
ページ: 31-33
岩波講座和歌をひらく 1
ページ: 98-99
国文学解釈と教材の研究(第50巻7号平成17年7月, 86〜95頁) 50-7
ページ: 84-111
ZEAMI 3
ページ: 186-203