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2005 年度 実績報告書

談話における右方移動構文に関する総合的研究-関連性理論、認知文法による考察-

研究課題

研究課題/領域番号 17520322
研究機関上越教育大学

研究代表者

加藤 雅啓  上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (00136623)

キーワード右方移動構文 / 重名詞句移動 / 関連性理論 / 談話 / 生成文法 / 認知文法 / 電子コーパス / データベース
研究概要

17年度は、右方移動構文について文献による理論研究、言語資料の収集と分析、及びデータベース作成を行った。
1 文献による理論研究
談話における右方移動構文のうち、重名詞句移動に関して、生成文法、関連性理論、認知文法、及び機能文法のそれぞれの枠組みにおける国内・国外の研究文献を収集し、包括的に調査・分析を行った。
2 言語資料の収集と分析
右方移動構文に関する言語資料の収集は、(1)英字新聞、英文雑誌、英米文学作品、(2)電子コーパス、及びインターネット上の言語資料集から収集した。
3 重名詞句移動構文に関わるデータベース作成
談話における具体的な使用例を英字新聞、英文雑誌等々から卓上型複写機(現有設備)を用いて抜粋し、これをパーソナルコンピューター(現有設備)とイメージスキャナー(現有設備)を用い、OCRソフトにより光学的に読み取り、大量の言語資料を効率的に収集した。Brown Corpus、Lund Corpus、LOB Corpus等の電子コーパス(言語資料集)、及び英米文学作品に関するアーカイブProject Gutenberg(http://gutenberg。net/)から重名詞句移動の用例を収集した。
このようにして収集した重名詞句移動構文の用例は、大容量ハードディスク(現有設備)に保存した。収集した言語資料はデータベースソフトを用いて、関連性理論、及び認知文法のそれぞれとの相互の関連性に基づいて分類・整理し、キーワード検索ができるように処理をした上で、談話における重名詞句移動に関するデータベースを作成した。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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