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2006 年度 実績報告書

理工学系学生に英語プレゼンテーションを支援する英語テキストの研究開発

研究課題

研究課題/領域番号 17520362
研究機関東北大学

研究代表者

プシュパラール ディニル  東北大学, 大学院・国際文化研究科, 助教授 (10361148)

研究分担者 朴 槿英  宮城工業高等専門学校, 総合科学系文科, 助手 (90435404)
岡崎 久美子  宮城工業高等専門学校, 総合科学系文科, 助教授 (70290690)
キーワードESP / 理工学系学生 / 英語プレゼンテーション / 英語テキスト / 教材開発
研究概要

大学理工学系学生に特化し、理工学系の学生に求められる英語力を習得するのに適したESP教材開発のあり方を研究し、それに基づいて理工学的プレゼンテーションを英語で可能にするテキストの開発を行う目的で、研究の2年目となる本年度は以下の調査研究を行った。
1.理工学系学生に必要な英語力を把握するために、日本技術者教育認定機構(JABEE)が求める英語力、企業が求める英語力、研究をプレゼンテーションするのに必要となる英語を調査した。
2.研究目的に沿って、研究代表者と分担者は、学生に英語でプレゼンテーションさせる授業を共同で行った。授業は学生が自分の専門とする研究テーマをパワーポイントを使用しながら英語でプレゼンテーションするものである。全学生のパワーポイント資料のレジュメ集を作成し、プレゼンテーションはDVDに録画しながら、理工学系の学生に必要な英語力、プレゼンテーションに必要な英語表現を調査した。この授業形態は、改善を加えつつ引き続いて次年度も実施する。
3.理工学系学生に必要となる工学・科学系英語のミニマム・エッセンスを抽出するために、国際学会等で理工学系の研究発表に頻出する基本的語句や表現を収集した。また、既存のTOEIC教材、ESP教材の収集を行い、教材の現状や開発のあり方を調査した。次年度も継続して実施する。
4.教材開発のあり方のシステム化を検討するため、および科学・理工学的語彙調査の一環として、比較的語彙を制限した科学系テキストを開発した。次年度はこれを授業で使用し、評価・改善を行う。5.調査研究の結果を次年度の学会で発表すべく準備を行った。
6.インドマハラシュトラ州Indian Institute of Technology,Pune University,H.M.V.Desai Collegeにて理工学系学生に英語で行われる教育現場を視察し、英語で行われる教育に携わる教員と意見交換を行った。特にインド、プネー市にあるH.M.V.Desai Collegeで高校まで母語で教育を受け、入学後初めて英語で理工学教育を受ける学生、その学生を指導する教員の両側と打ち合わせし、理工学系学生の英語学習を支援する英語テキスト開発の貴重なデータが得られた。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 学習英英辞典の変遷と英和辞典2006

    • 著者名/発表者名
      千葉元信
    • 雑誌名

      Peripatos Vol.8

      ページ: 1-6

  • [雑誌論文] 東北の英学-斎藤秀三郎と英語辞書-2006

    • 著者名/発表者名
      千葉元信
    • 雑誌名

      JACET東北支部通信 No.30

      ページ: 6-7

  • [図書] Science and Culture2007

    • 著者名/発表者名
      千葉元信・岡崎 久美子・朴橦英
    • 総ページ数
      123頁
    • 出版者
      青踏社
  • [図書] Reading Focus of the World2006

    • 著者名/発表者名
      千葉元信・岡崎久美子, 他
    • 総ページ数
      108頁
    • 出版者
      三修社
  • [図書] ロングマン英和辞典2006

    • 著者名/発表者名
      千葉元信(共編・校閲)
    • 総ページ数
      2040頁
    • 出版者
      ピアソン・エデュケーション

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公開日: 2010-02-01   更新日: 2016-04-21  

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